集客に悩んだ時、私たちは何を見直すべきなのか

集客に悩んだ時、私たちは何を見直すべきなのか

ピラティスインストラクターとして活動していると、一度は「集客」という壁にぶつかるのではないでしょうか。

SNSの投稿を増やしたり、ホームページを見直したり、キャンペーンを考えたり。

もちろん、それらは大切なことです。

しかし、集客について考える時、私はいつも少し違う視点から考えるようにしています。

それは、

「お客様が継続したくなるレッスンになっているだろうか」

という視点です。

なぜなら、本当に安定しているスタジオやインストラクターは、新規集客だけで成り立っているわけではないからです。

継続してくださるお客様がいて、紹介してくださる方がいて、その積み重ねによって信頼が広がっていきます。

そして、その土台にあるのは広告やSNSではなく、やはりレッスンそのものだと思うのです。


お客様はエクササイズを受けに来ているのではない

ピラティスを学び始めると、多くの人がエクササイズを増やそうとします。

新しい資格を取る。

新しい流派を学ぶ。

難しいエクササイズを覚える。

私自身もそうでした。

知らないことを学ぶことは楽しいですし、インストラクターとして成長している実感もあります。

しかし、ある時から疑問を感じるようになりました。

資格を取得しても、エクササイズが増えても、お客様の満足度が必ずしも比例して上がるわけではない。

なぜだろう。

そう考えた時に気づいたのです。

お客様はエクササイズを受けに来ているのではありません。

身体の悩みを解決したい。

もっと楽に動けるようになりたい。

痛みを減らしたい。

姿勢を改善したい。

人生をより快適に過ごしたい。

そのためにピラティスを選んでいるのです。

つまり、お客様にとって重要なのは、

「何をやったか」ではなく、「どう変わったか」

なのだと思います。


同じ腰痛でも、同じレッスンにはならない

例えば腰痛のお客様が二人来られたとします。

同じ腰痛だからといって、同じプログラムで良いでしょうか。

ある方は胸郭の硬さによって腰に負担がかかっているかもしれません。

ある方は呼吸が浅く、体幹の安定性が不足しているかもしれません。

ある方は足部からの支持がうまく使えていないかもしれません。

ある方は日常生活のストレスや緊張が身体に影響しているかもしれません。

症状は同じでも、背景はまったく違います。

だから本来のピラティスは、

「腰痛だからこのエクササイズ」

ではなく、

「この人には何が必要なのか」

を考える作業なのです。


エクササイズを知ることと、選べることは違う

私は長年、多くのインストラクターを見てきました。

勉強熱心な方ほど陥りやすいのですが、

知識が増えることと、指導力が上がることは必ずしも同じではありません。

100個のエクササイズを知っていても、

必要な5個を選べなければ、お客様にとって価値にはなりません。

反対に、エクササイズの数は少なくても、

その人の身体を見て適切に選択できる人は信頼されます。

お客様が感じているのは、

「たくさん知っている先生」

ではなく、

「私を見てくれている先生」

だからです。


器具は身体を見るための道具

ここで私は、器具の存在が非常に大きいと思っています。

近年、マシンピラティスが広く普及し、多くのスタジオでリフォーマーが導入されています。

しかし、その一方で、

「リフォーマーしか使わない」

「他の器具は持っているけれど活用できていない」

という声も少なくありません。

私自身もかつてはそうでした。

器具を持っている。

エクササイズも知っている。

でも、なぜその器具を使うのかまでは理解できていませんでした。

ところが学びを深める中で気づいたのです。

器具はエクササイズを行うためだけのものではありません。

身体を理解するための教材なのだと。

スパインコレクターを使うと胸郭の動きが見えてくる。

ラダーバレルを使うと脊柱の連続性が見えてくる。

ペディプルを使うと重力下での姿勢や支持が見えてくる。

同じ人を見ても、器具が変わると見える情報が変わります。

つまり器具を学ぶということは、

エクササイズを増やすことではなく、

身体を見る視点を増やすこと

なのです。


集客の本質は信頼の積み重ね

集客という言葉を聞くと、どうしてもマーケティングの話になりがちです。

しかし私は、

長く続く集客は信頼の結果だと思っています。

お客様が継続する。

紹介が生まれる。

また来たいと思っていただける。

その積み重ねが、結果として集客につながります。

そして信頼は、

資格の数でも、

フォロワー数でもなく、

一人ひとりのお客様に対してどれだけ真剣に向き合ったかによって作られていくのではないでしょうか。


器具から学ぶ、身体を見る力

今回開催する「ピラティス マシン研究シリーズ」は、エクササイズを覚えるための講座ではありません。

私がお伝えしたいのは、

「どう動くか」だけではなく、

「なぜそれを選ぶのか」

という視点です。

器具を通して身体を見て、

身体を通してプログラムを考える。

そんな力を育てる場にしたいと思っています。

集客に悩んでいる方ほど、実はマーケティングより先に、レッスンの本質を見直すことで大きく変わることがあります。

もし今、

「もっとお客様に寄り添える指導がしたい」

「器具を使いこなせるようになりたい」

「選ばれるインストラクターになりたい」

そう感じているなら、ぜひ一緒に学びましょう。


【器具から学ぶ、身体を見る力】

ピラティス マシン研究シリーズ

エクササイズを学ぶだけでなく、

「なぜその器具を使うのか」
「なぜそのエクササイズを選ぶのか」

を考える力を育てる少人数制ワークショップです。

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