メンターをお迎えして

ジリアンが「日本に行く」と言ってくださった時、
本当に嬉しかった反面、大きな不安が押し寄せました。
「いくらかかるのだろう」
「私にこの役目が務まるのだろうか」
一人では無理だと思い、協力してくださる方を探しましたが、
なかなかうまくいかず、途方に暮れることもありました。
そんな中でご縁をいただき、少しずつ形になり、ようやくスタート。
実は「一人では無理だ」ということは、ジリアン自身も理解してくれていて、
一緒に考え、つないでくれたこともありました。
改めて、これは一人では決して実現できなかったことだと感じています。
内容の決定、価格設定、集客——
すべてが初めてで、迷いながらもチームで乗り越えてきました。
途中、小さなトラブルに心が揺れることもありましたが、
なんとか来日の日を迎えることができました。
実際に始まってからは、常に次のことを考え続けてしまい、余裕がなく、
ジリアンの言葉がうまく入ってこない瞬間もありました。
もともと得意ではない英語にさらに自信をなくし、
思うように話せなかったことは、正直悔いが残っています。
それでも、食事の時間や日常のサポートの中で聞けた言葉は、
どれも本当に貴重なものでした。
先日のロサンゼルスでも感じたことですが、
私はやはり「動くこと」、そして動く中で感じ、見つけていくことが好きなのだと改めて思いました。
だからこそ、またしっかりと時間を取り、学びを深めたいと思っています。
ジリアンのピラティス、そしてその言葉は本当に価値のあるものです。
今回改めて感じたのは、エクササイズそのものだけでなく、
「どの順番で、何を目的に選択しているのか」という視点の深さでした。
一つひとつの動きが単独で存在しているのではなく、
身体のつながりの中で組み立てられていること。
そしてその選択が、クライアントの変化に直結していること。
改めて、ピラティスは“動きの積み重ね”ではなく、
“意図を持った構成”であると強く感じました。
また今回、クラシカルとコンテンポラリーについても、
自分の中での理解がより整理されたように感じています。
クラシカルは「身体を教育していくもの」。
順序や構成の中で、身体を本来の状態へ導いていく。
一方でコンテンポラリーは「身体を助けるもの」。
今ある状態に寄り添いながら、動きを引き出していく。
どちらが良い悪いではなく、
その役割と使い方を理解することが大切であり、
今回の学びはその両方をより明確にしてくれました。
だからこそ、この考え方や背景を、
もっと多くの方に知っていただきたいと思いました。
今回の経験で強く感じたのは、
「何かを実現するには、一人ではできない」ということでした。
多くの方に助けていただき、支えられて、
ようやくこの形にすることができました。
ダブルアキさん、株式会社ソウクチュール様(田中さん、嶺井さん)、
ご紹介くださった貴子さん。
そして家族、スタッフの皆さん。
さらに、13日間スタジオを空けることになり、ご理解くださったお客様。
本当に多くの方に支えていただきました。
そのおかげで、ジリアンを無事にお迎えし、そしてお送りすることができました。
心から感謝しています。
至らない点も多かったと思いますが、
それでもこの経験は、私の人生の中で大きな意味を持つものとなりました。
自信や勇気が揺らぐ場面もありましたが、
それも含めて「今の自分」として受け止め、
これからまた前を向いて進んでいきたいと思います。
そしてこれからも、ピラティスに向き合い、
お客様と共にその時間を大切にしていきたいと思います。
またジリアンに来ていただけるよう、これからも努力していきます。
すべてが、これからにつながっていくと感じています。

菊田英淑
まずは体験!













