ピラティスを学んできて

最初ピラティスに出会ったのは、子供幼稚園のママ友がピラティス教室を開いたのがきっかけでした。

21年前かな・・・

そのとき、私は三番目の娘を産んだばかり、乳飲み子を連れての参加で、正直、自分の体どころではなく、付き合いで始めたという感じでした。なので、ピラティスってすごくいい〜とかってわからないし、正直逆のイメージもあり、よくわからない、ただの新しいエクササイズなのかしら・・・って思っていました。が、そのときに、もう一つの印象がボロボロ・・・インストラクターにボロクソに言われていました。

「足が伸びない・・・のは、硬いから・・腹筋がない・・・全然できないのね」

今から考えると酷いけど、その当時は、体育会系が普通なので、私には、無理なエクササイズなんだと思いました。

が、それから、数年たち、その友人の誘いでエアロビクスのインストラクターの派遣の話があり、その仕事を始め、本格的復帰を目指しその派遣会社がやっていたピラティス養成コースに参加しました。

その頃の私は、普通の主婦・・・以前のインストラクターとしての輝きは全くなく、主人にやれるもんならやってみろというできないレッテルを貼られ、復帰に臨んだのです。

というのは、子供3人・・・長男がそろそろ塾に通い始めることに。その塾のお金をなんとかしないとと思ったのがきっかけでした。主人を助けるつもりで、恥を忍んで頑張ろうと一大決心したのです。が、養成コースでもボロボロ・・・楽しい仕事ではあるけど、自分の体のカッコ悪さ、また、知識のなさやできなさに涙が溢れて、トイレで泣いたのを覚えています。

そうこうしているうちに、教え始めましたが、何をしているのかよくわからないまま、エクササイズを教えていたのですが、ある人からSTOTTピラティスのマットコースに参加しないかとお誘いが。30万以上するコースで主婦の私は、びっくりしました。が、何かを感じ参加することに。(主人には、黙って自分の昔の貯金を使っていきました)その頃、ただの主婦でお金もなく、

この金額は、私にとって、未知の金額でした。

そこから、私のピラティスの旅が始まったのです。ここから数年かけ、右往曲折を経て、やっとstottのコンプリヘンシブを受けたのですが、ここまでのお金も相当大変で、毎日、派遣の仕事やお小遣いを貯めて、お金を作りながらコースを受けました。もちろん、子育ても真っ最中・・・

勉強もしながら、家事のこともして、夜はほとんど寝ていなかったと思います。が、私の不器用さがここにも発揮で、必死で学びを続けていました。

で、コースを卒業したとき・・・燃え尽き症候群に

ピラティスが大嫌いになりました。なので、スタジオをするなんて夢にも思ってなかった。が、マシンを購入していたので、それを家の中から邪魔なので外に出して欲しいと主人に言われ、仕方がなくスタジオを始めたのです。

でも、ピラティスが好きでなく、広告や何かにつけてピラティスに向き合わなくてはならず、

何かが見つかるかもとアメリカに渡ったのです。

ここで、ピラティスの新しい側面にふれ、私の旅は、一気に進んでいきます。

ピラティスを学ぶというのは、先が長い旅のようなもの。

どこで終えてもいいし、でも、目標を持ちそれを達成していくのもよし、ただ、何気に旅に出るのもいいと思うんです。

あなたは、どんな学びがいいですか?

私は不器用で、まず、全体像を把握しないと嫌だったので、そこが大変でしたが、目標が決まれば、あとは、登っていくのみ。

頂上を見たことがないので、どこまで登ったらいいのか、どんなところなのかわからないけど、それも面白いものだと思います。

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