ピラティスの種類「クラシカル」「コンテンポラリー」
ピラティスの団体によって、アプローチや解釈の仕方が違うのですが
ザクッと
「クラシカル」「コンテンポラリー」に分かれます・
クラシカルは、ピラティス氏から教えをうけた弟子が、元のピラティスさんの考えを忠実にというのが主になり、
コンテンポラリーは
ピラティスさんが作ったピラティスメソッドを基に、
他の施術やアプローチと共通している部分や、
その後の研究でわかってきた身体についての新たな事象をぶち込んで、
より現代人にあった、効果的なピラティスを、
って感じです。
ピラティスさんが作ったものを、限りなくそのままやっていこうという
様式美追求的なクラシカルピラティスという形のものもありますが、
それから見ると対局ですね。
クラシカルピラティスだと、エクササイズのオーダー(順番)が決まっていたり、
脊柱屈曲(背中を丸める)系のエクササイズが多いのですが、※
現代風なものの場合、決められたエクササイズの順番は無く、
インストラクターがクライアントに合わせて行うエクササイズや順番を決め、
脊柱伸展(背中をそらせる)系や回旋(ひねったり)、側屈(横に曲げたり)のエクササイズを
バランスを見ながら積極的にやっていったりします。
(※ ピラティスさんがエクササイズを作った頃の時代の人は軍隊姿勢で胸を張った鳩胸気味の人が多かったので、それの改善のためにも背中を丸めるエクササイズが多いらしい)
まぁ、どのアプローチがいいかどうかは、最終的には人の好き嫌いですが(笑)
個人的に現代風にアレンジしたもののアプローチが好きな理由のひとつは、
クライアントをエクササイズにあわせるのではなく、エクササイズをクライアントにあわせて
ピラティスのためのピラティスではなく、クライアントのためのピラティスをやろうということになりますね。
ピラティスにも、種類があるという話でした