自分を客観視する
ピラティスは、身体的な筋肉の強化や持久力強化はもちろんですが、そのほかに私たちの考え方にも大きな影響力が生まれるのではないかと思っています。
体と心は、もちろん繋がっているので、それは、当たり前なのかもしれません
姿勢を保つって、もしかしたらすごく大事なことなのかもしれません。
ただ、自分でその姿勢がどうなっているのかわからないことは普通ですよね。
そう、私たちの「認知」大事なのかも。認知する能力は、認知バイヤスとと言って、個人なりの捉え方があるもの。同じ現象でも、人間はそれぞれの捉え方をするものです。
その捉え方をより、ありのままを捉えるには、大きな視点で物事を見れる認知能力が必要です。分析する力とでも言いますか。ピラティスもそんなところがあると私は思っていて、自分の思い込みのある自分の体の状態を客観的に見れる視点を持つこと。その訓練をしていると言ってもいいと思います。
成長の段階で、能力が未熟である時、自分の能力を過大評価しがちで実際の実力よりも高く認識してしまう認知バイアスがあることは、心理学でも言われていることで、(ダニングクルーガー効果)そういう私たちの心があることは大事なことです。また未熟な人以外にも能力の高い人は、自分にできるなら他人にもできるはずだという心も持っているため、さらに自分の評価を正しく判断するのは、さらに難しいと言えるでしょう。このような状態に陥ってしまうと、
- 自身の能力が不足していることを認識できない
- 自身の能力の不十分さのどの程度か認識できない
- 他者の能力について正確に推定できない
- 能力について習練を積んだ後であれば、自身の能力について正しく認識できる
そうなると成長がうまく進んでいかないですよね。
これを防ぐには、メンターを持つ、またこういうことがあるということを認識しておくこと。他人の意見をよく聞き、話ししをすること。
自分を正しく評価する。客観的に自分を見るのは、今の自分がどのような状態にいるのかを知ること。わからないと思っている自分、どこを使っているか?わからない・・・・ということを認めること。スプリングを感じ、小さく動いてみることから始めていく。自分の動き、体に対して、受け入れてみませんか? こう言っている私もまだまだ・・・・だからこそ、ピラティスをし、自分の能力の成長を楽しみにしています。