骨盤
レッスンの中で「骨盤」という言葉がよく出てきます。
スタジオには、
骨の模型もあるので、大体はわかっていただいていると思いますが、
普段は、自分の骨をあまり意識することがないので、
形をみると「へ〜!!」っていう方もおられます。
骨盤は、立体的なので、
平面的に捉えていると、また違った感覚もあったりします。
骨盤は、仙骨尾骨と腸骨という二つの骨でできています。
全部で、3つの大きな塊で出来上がっていて、それぞれになっています。
うまいことなってますよね。
この骨盤は不安定であるからこそ、たくさんの筋肉がついていて、
骨盤を支えてくれています。
特に女性は、子供を産むのでさらに不安定であることも多く、
子供を産んだことで、不安定さがさらに増している方もおられると考えられます。
また、ホルモンのバランスの影響を受けやすい場所であるとも言え、
自分では、どうしようもない面もあるもの。
腹筋が大事、腹圧が大事、と言われてもピンと来ないこともそうだよなって感じです。
何がいいとか、悪いとかではなく、
まず、自分の状況はどうなのか・・・
どういうポジションになっているのか・・・
と考えるとまた違った自分の面が見えると思います。
ピラティスでは、これらをしっかり意識していくことが重要だと思っています。
骨盤をコントロールする、というより、自分の骨盤がどうなっているのか、
それをまず知ることから初めてみてください。