会員様にできることを考える時間

会員様にできることを考える時間

スタジオに来てくださる会員様が、笑顔でピラティスを楽しんでくださっている姿を見ると、心が温かくなります。
一生懸命に体を動かしながらも、ふとした瞬間に見せてくださる笑顔。終わった後の「今日は気持ちよかった」「体が軽くなった」といったお声。そうしたひとつひとつに触れるたびに、私は思わず胸の奥で「ありがとう」とつぶやいています。

同時に、私はいつも自分に問いかけています。
「私にできることは何だろう?」
「この方の生活を、少しでも楽に、楽しくできるために、どんなお手伝いができるだろう?」

お客様だけでなく、当スタジオでセッションをしているインストラクターさんや養成生の方にも私が、何をすればピラティスへ対する情熱や魅力を感じて、もっと楽しく毎日を過ごしていただけることができるだろうか。。。」とも思います。

もちろん、インストラクターとして技術を磨き続けることは大切です。

正しい体の知識、指導の工夫、新しい学び。常に研鑽を重ねることで、より安全で、より効果を実感できる時間を提供できると信じています。
でもそれと同じくらい、いや、それ以上に大切なのは、会員様一人ひとりの声に耳を傾けることだと感じています。(なかなかコミュニケーションを取れるチャンスが少ないけど、なるべくお話しできるように努めています)

「腰が痛くてつらい」
「姿勢を良くしたい」
「もっと自分に自信を持ちたい」
「日々の忙しさの中で、心を落ち着ける時間が欲しい」

その願いは本当に人それぞれで、どれも大切で尊いものです。だからこそ私は、自分が持っている小さな力をどう生かせば、その思いに寄り添えるのかを考え続けています。

自分の存在意味とやりがい

こうして「何ができるだろう」と考える時間は、私自身の存在意味にもつながっています。
人は誰でも「自分はここにいていい」と感じられる場所や役割を求めるのだと思います。私にとっては、それが今、ピラティスを通じて会員様と関わることにあります。

数年前までは、子育てが私の大きな役割でした。
朝から晩まで家族のために走り回り、子どもを育てることが日々の中心。振り返れば大変なこともたくさんありましたが、それでも大きなやりがいであり、かけがえのない時間でした。

特にここ一年くらい、その子育てが一区切りしたとき、ふと心に空白のようなものを感じました。
「これからは、私は何をしていけばいいのだろう?」
「誰かのためにできることは何だろう?」

そう思ったとき、私には、向かっているものがあります。今までよりももっとそのものに向かい合えるはず。と、自然と心が向かったのがピラティスです。


体を整えることを通じて人を支える。私ができることは、本当に小さなことかもしれません。でも、その小さな積み重ねが、誰かの毎日を少し楽にしたり、前向きにしたりすることができる。そう信じることで、私自身も前を向くことができました。

感謝の気持ち

今、こうしてピラティスをお伝えし、皆さまと共に時間を過ごせていること。それ自体が、私にとっての大きな「やりがい」です。
会員様が少しずつ体を変えていかれる姿を間近で見られること。
「体が楽になった」「気持ちが前向きになった」と伝えてくださる瞬間。
その一つひとつが、私にとっては宝物であり、「また明日も頑張ろう」と思える力の源になっています。

子育ての時間を経て、今は会員様に寄り添いながら、自分の役割を果たしている。そのことに心から感謝しています。

これからも大切にしていきたいこと

私にできることは大きくはないかもしれません。
でも、小さな一歩でも誰かの役に立てるなら、それを積み重ねていきたいと思います。

これからも学びを止めず、耳を傾け、心を込めてレッスンをお届けしていきます。
そして、会員様がピラティスを通じて体も心も軽やかになり、日常をもっと楽しみ、前向きに過ごせるように。

そのお手伝いができることが、私の生きがいであり、存在の意味であり、そして心からの感謝につながっています。


まずは体験!

本格派マシンを使ったピラティスをしてみませんか?

ピラティス体験レッスン

スタジオピラティスリムーブは、完全予約制!
あなたのための あなただけのスタジオです。

運動が苦手な方でもマシンを使うことで、からだの補助的役割をしてくれ、「ものさし」となり正しい可動域の中で無理なくトレーニングすることが出来ます。

オンラインレッスンも体験できます

オンラインレッスン体験

お申込はこちらから

Instagram