ピラティスマシンは、道具

3月31日から4月11日までのロサンゼルス、バンクーバーの旅は、2024年56歳の私にとって、すごい旅でした。

何度か行っている北米でしたが、コロナ禍の後ということでちょっと緊張でしたし、なんとなく、自分の中で何かが必ず手に入る気がしていました。

ピラティスの学びはもちろんですが、これからの自分の方向性とか何か、自分の転換期になるはずだと

バタバタと旅立ち、そして向こうでゆっくり毎日を過ごし、ピラティスに取り組んで何かが見つかる気がしていて。が、向こうでは少ししか実感できず。

帰ってきて、また数日を過ごすうちに、心に残っている言葉が出てきました。

私自身の成長・・・ピラティスに対するものもそうですが、それ以上に心に残ったのは、

バンクーバーの先生の言葉です。英語なので、はっきりと言えばそうでなかったかもしれないけど、おおよそはこんな感じ。

クラシカルを学ぶときに、やはり問題は、オリジナルなマシンが大事だと思うのですが、うちにないものも買って、もっと増やした方がいいのか・・例えば、キャデラックとか・・と聞いてみたんです。

すると、先生が、マシンはあくまでも道具であり、それより大事なのは、あなたのピラティスです。マシンではない。なので、どんなメーカーでも問題ないし、どのマシンもどう使うかが問題。

あなたのピラティスのスキルは大丈夫。

高いお金を出して買わず、小さなものを買って、セミパーソナルなどをもっと充実させたらどうか。ということでした。

なんか、ドキッとしました。

何か、私は、ブランドにこだわったいたのか。大事なのは、私自身の問題であり、マシンがどこのとか、問題ないんですよね。何をそんなに焦っていたのか。

確かにこうやってスタジオをしていると何かと言われることもあり、ちょっと傷つくことも実際には、あります。が、考えてみると同業者のことを気にする必要は全くなく、ただ、顧客のことを考えていればいいんですよね。お客様が喜んでくださるように、そして、目の前のお客様を大事にしていくことだと思っています。

最近は、お客様も多くなり、公平性にも気を配るようにしています。

そう、私の目指すものがなんなのか。しっかり目の前に掲げておかないと。

私は、それが、なくなってしまっていたのかもしれません。他人の目なんて、元々気にしない方だし、たまたま今、ピラティスブームになっているだけで、自分の考えでここまできているのだから、私らしく地に足をつけて進んでいくことが大事ですね。

足を引っ張るようなできことに惑わされず、ピラティス以外の感情は、封印して、真っ直ぐに進もう。って思いました。

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