ブレーキとアクセル
私の中の感覚かもしれませんが、一般的に運動というと「体を動かすこと」が主になってくるので、動かすことに着目します。
が、ピラティスは、その逆をいく「動かすために止めておく場所を確保する」感覚が必要だと思います。大きく言えば、「バランス」ですね。
前に行こうとするときに、後ろに引っ張られている力があることで、動いていてもまっすぐに立てているという感じです。
前に行く「アクセル」と後ろへパワー「ブレーキ」がバランスを取れているときに、安定感のある動きを得ることができると思います。
が、このバランス・・・・・考えて行うものでもなく、自分の本能というかそれに任されている気もして、どれくらいの力を入れればバランスを良くできるのかは、なかなかわかりにくいもの。
でも、ピラティスをしているとそれを感覚的に理解できる気がしています。
ブレーキとアクセルのスイッチを見つけられるからです。
相反するものが同時に存在している・・・・・と認識し、それが怒った時、どんな感覚がするのかを教えてくれるから。
呼吸やピラティスプリンシプルに意識を置いた時、マシンのスプリングを操作しようと思った時など・・・・いくつかのヒントを体にくれています。
ジョー(ピラティスを作った創始者)はどう思っていたのかは、分かりませんが、それを感覚的にわかっていてそれを再現性を産めばいいのか。。。と考えたものがこれになったのではないかと思います。
哲学的ではあるけど、
考え込んでいるわけでなく、
しっかり体を動かしている・・・・だから、結果が出るのだと感じています。
そう、自分の体でそう感じるので・・・・・
56歳で体の成長を感じられるってとってもありがたいし、嬉しいことであります。
ハッピーになれます❤️
皆さんもピラティスの魅力を感じていただき、さらに自分を成長させていただけると嬉しいなと思います。
大きくするだけが成長ではなく、
自分をコントロールする力や前向きになれる心を持ちことも成長するという言葉になるんだと思います。
自分の体に目をむけ、自分の中に軸を作ってみませんか?
きっと目の前の見る視点も変わります。
ブレーキとアクセル、一緒に踏めば、一緒に鍛えられ、そして、安全でもあります。
バランスよく踏めるのは、コントロール力があるからこそ。
ブレーキとアクセル、どちらかが過多になっていませんか?