お恥ずかしながら(笑)
今でこそ・・・こうやってピラティスをお伝えさせていただいていますが、
主婦時代・・・無理くりのピラティスは(その頃は、私もティラミス?なに?という感じ)
衝撃的にできない!!物でした。
一番最初、18年前・・・
子供の幼稚園ママが、フィットネス関係で働き出し、
その流れで、その頃流行っていた「ピラティス」の資格を取りに行きました。
(どういう団体かよく分からず、確か3時間5回くらいの講習で、20万くらいだったかな?)
で、教えたいというので、行きたくなかった気持ちを抑え、数回習いにいくことになりました。
私は、まだ一番下の子を産んだ頃。自分の体なんて、言ってられず、忙しい・・・目の回るような日々。でも、二番目の子が寂しくならないように、必死でした。幼稚園ママにもグループがあって、
その中に入っておかないと子供が遊ばせてくれない。。
毎日、息子は友達を遊びたがっていたので、上のこと、下の乳飲児を連れて、必死に付き合っていた頃でした。
ピラティス???全く興味なし。でも、フィットネスインストラクターをしていたわけなので、
エクササイズを見れば、だいたいは理解できたけど、ピラティスは、目的がわかりませんでした。
爽快感もない・・・筋トレのようにパンプアップ感もない。ヨガのように、スピリチャルでもない。
で、案の定・・・・
友人のインストラクターからは、できない私に鋭い言葉が飛んできました。
「もっと集中して」「腹筋ないね〜」「筋力がない」「ちゃんと聞いて」
乳飲児を横におきながら、そして、はいはいするようになると、自分のことに目を向ける暇がありません。結局「大嫌い・・・・」状態のピラティスで、最初の出会いは最悪・・・・
が、縁あって、私もエアロのインストラクターに復帰することになり、
カテゴリーを増やすために、
その友人が通ったピラティスのコースにいくことになりました。
コースでは、エクササイズを覚えるだけ。
結局目的な何で、ピラティスっていったいなんなのかは分からずじまい・・・
でも、スポーツクラブで教えることになったのです。
実際は、なんのことかわからず、
でも、ひたすらエクササイズだけ・・・コースで習ったそのままをお客様に提供していました。
分からない時は、分からない・・・それだけ。
ピラティスて何?と言われると、インナーマッスルを鍛えます。そして、体の動きを呼吸を意識しながらつなげていきます。
まあ、そうだけど、深くは理解できなかった。
そして、
そして、転機が訪れ、STOTTのコースにいくことになったのです。
そこでも、まだ・・・・
理解できず・・・
言葉では、理屈では理解できる。
でも、体レベルで理解はできていないから、修正ができないし、動きがスムーズにいかない。
でも、そこから、また出会いがあり、
リフォーマーのクラスに行き始めてから、体レベルで理解ができました。
というのは、
体が変化したからです。
ピラティスは、体が変わるのを感じることができます。
それは、自分で気づかないことも多い。
ただ、しっかり、原則に従いつつ、体を動かしていれば、感じるもの。
素直に動かしていくだけ。
疑っていてはダメなんですね。
私は、疑い続けていたんだと思う。
自分の体に嘘をついていたんだと。
素直に受け止めればよかった・・・・それが、マシンのフィードバックによって気づくことができたようです。
私のピラティスの道のりは、険しい・・・諦めない・・というか、人のご縁で、
チャレンジすることができ、
乗り越えここまできたと思っています。
なので、皆さんのお気持ちがよくわかります。
ピラティスってなに?
って思うけど、指導者を信じ、自分を信じていれば、体は変わる。自分の体に素直になっていれば。
だからこそ、皆さんにお伝えしたい・・・・
ダメダメで、頑なに拒否していた私がピラティスに染まっているんですから・・・