指導者として、初回で「見るポイント」

初回で「見るポイント」

― 指導者として何を観ているのか ―

ピラティスの初回セッション。
この時間は、ただ「体験してもらう時間」ではありません。

指導者にとっては、
その方の身体の“これまで”と“これから”を読み取る、とても大切な時間です。

そして実は、
ここで何を「見るか」によって、その後の変化の質が大きく変わります。

今回は、私が初回で大切にしている「見るポイント」をお伝えします。


① 姿勢は「結果」として見る

まず多くの方が気にされるのが姿勢です。

・猫背
・反り腰
・左右差

もちろん見ます。
ただし、それを「直す対象」としては見ていません。

姿勢はあくまで“結果”。

その姿勢になっている背景にある、
使い方・癖・習慣を見ています。

例えば、

・腰が反っている → 腹部が働いていない?
・肩が上がる → 呼吸が浅い?
・左右差 → 日常の使い方動きの偏り?

「見えているもの」ではなく
「なぜそうなっているか」を見ることが大切です。


② 呼吸の質を見る

初回で必ず見るのが「呼吸」です。

呼吸は、その人の状態をとても正直に表します。

・胸だけで浅く呼吸している
・息を止める癖がある
・吐ききれない
・吸いすぎている

呼吸がうまくできていないと、
体幹は安定せず、動きも整いません。

逆に言えば、
呼吸が変わるだけで身体は大きく変わります。

だからこそ、
「どこで呼吸しているか」
「どんなリズムか」
を丁寧に見ています。


③ 動きの“選び方”を見る

動作の中で私が見ているのは、

「できる・できない」ではありません。

どこを使って動こうとしているか
です。

例えば、

・本来お腹を使いたい場面で、脚で頑張る
・背骨を動かしたいのに、首や肩で代償する
・安定が必要な場面で、力任せに動く

身体は必ず“楽な方”を選びます。

でもそれが積み重なると、
不調や癖になります。

だからこそ初回では、
その人がどんな選択をしているかを見ています。


④ 「整える」と「動く」のバランス

初回はつい、

・整えること
・評価すること

に時間を使いすぎてしまいがちです。

ですが私は、必ず「動く」時間を大切にします。

なぜなら、

身体は“動くことでしか理解できない”からです。

整えて終わるのではなく、
整えた状態でどう動くか。

ここに本当の意味があります。


⑤ その人の「可能性」を見る

そして一番大切にしているのは、

「今できていないこと」ではなく
「できる可能性」です。

初回は誰でも、

・硬い
・動かない
・うまくできない

当たり前です。

でもその中に、

・少しでも良くなった瞬間
・感覚が変わった瞬間

必ずあります。

そこを見つけること。

そして、それを広げていくこと。

これが指導者の役割だと思っています。


最後に

初回は、
ただのスタートではありません。

その方の身体の未来を左右する、
とても大切な時間です。

だからこそ、

・表面ではなく本質を見る
・できないことではなく可能性を見る
・整えるだけで終わらせない

この視点を持つことが重要だと感じています。

そしてこれは、
お客様にとっても同じです。

「なぜこの動きなのか」
「なぜこれをやっているのか」

それを感じながら受けていただくことで、
ピラティスはただの運動ではなく、

“身体を理解する時間”に変わっていきます。


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