基礎ができているってすごい
ピラティスって基礎部分が大事だと思います。
そのピラティスの基礎っていうのは、何かというと、
体の基本的な使い方です息を吸う、吐く、手をあげる、肩を下げるなど言葉として当たり前ですやん!と思うような子供でもわかるレベル。これらは、できるできないということではなく、そこに着目してみたことまたは、意識してやってみたことはあるか!?ということなのです。
「体の動きを呼吸とともに姿勢を意識しながら動かすのがピラティスです。」それができないと普通の運動をなんら変わりありません。
今、簡単に書きましたが、案外、体は意識しながら動かさないもの(笑)
なので、意識しながら動かすとなかなか上手くいかないというのが、一般的な感じ方ではないでしょうか。
イメージは、足をぐるぐる巻きに固定されて動かす感じとか、右利きの人が箸を左に持ち替えているような感じではないかと思います。
そういう時って、かなり意識しながら動かしますよね。
動かしている場所に、またそれらを安定させる場所に意識をおき、姿勢にも意識おき、呼吸にも気をつける。
いろんなことをしている・・・それが、通常の動かし方なんですよね。
ピラティスその基礎がないと、部位だけを動かしてしまい、安定感が無くなったり、
自然な姿勢というのがわからなくなったり、自然に体を動かすことができなくなってしまいます。
その結果無理をして動き、どこかを痛めてしまったり、何回やっても「わからない」という言葉になっていろんなことに不信感だらけになってしまいます。
せめて、自分を疑うのは、辞めたいものです。
基本というのは、当たり前をしっかり考え、取り組んでいくこと。
指導の上ので、基本的なことを何度もやった方は、アドバンスエクササイズをした時によくわかります。私もそうだったのですが、逆に運動をある程度やっていて、自分なりの考え方がある場合には、基礎を入れていくのに、とても大変だったりします。
ピラティスで特に基本的な動きというのは、
呼吸、骨盤の動き、脊柱のアーティキュレーションや脊柱の動き
これらには姿勢が深く関わっているので、姿勢からなかなか理解できない場合も多いのです。もし、これらをすっ飛ばしていると、ある程度まではやっているつもりでも、その後、課題が出てきてしまい、どうしても理解ができないという状態になります。
例えば、どうしてもロールアップできない・・・・という場合ですね。
ロールアップは、腹筋群だけでやっているわけでなく、上記のような基礎部分が大事です。なんとなく勢いだけでロールアップをしていると細かいディテールを修正することはこんなんでコントロールということがなくなってしまい、ピラティスではなくなってしまい、ピラティスの効果を教授することができなくなります。
エクササイズの形だけをする!
できる、できないで考えるのではなく、まずは、基礎部分にどう取り組んでいるのかが、効果を出す一つだと思っています。その結果、アドバンスができる・・・という具合ではないかと。
私は、ピラティスはまだまだだと思っています。
ピラティスの動きに完璧はないと思っています。だから、ピラティスをするのです。できていたらしなくていいから。自分のため、そして自分と過去の自分を比べていくもの。
誰とも比べられない、そして自分のものであると思います