ピラティスってわからないのは、抽象度が高いから

ピラティスって、よくわかりにくい・・・って聞くし、

 

私たちピラティスを学ぶ者でも一言で何?と言われるとなかなか答えづらいものです

 

 

 

で、

案外すごくピラティスの勉強している人こそ言いたいことがたくさんあって、

全部伝えきれない。。って

そんなピラティス・・

 

なぜかというと

私は、ズバリ・・・「概念だから」だと思っています。

 

 

 

そもそも、抽象度が高く、モヤっとしているものなんだと。

 

 

ピラティスは、原則を大事にしています。

 

 

 

なぜかというと(これは私の考え方だけど、)

ピラティス氏は体の動きを法則化し、その原則を捉えているからだと思う。

そして、それをエクササイズによって、

パターン化しているんではないかと思います。

 

 

人によって、体は違うわけで、

こうだと具体的に決めつけることでなく、

そこに幅を持たせることで、

誰にでも当てはめることができると思ったのではないでしょうか。

 

 

例えば、

 

ここに1メートルの板の真ん中に60度の三角形をおいて端に100キロの重しがあれば、これを50キロの力で持ち上げることができる・・

これは、てこの原理ですよね。

上記のように、1メートルの板と三角と重しを並べて説明すると・・・これらがなくては、ダメですが、

ではなく、

支点と作用点と力点で法則化してそれをてこの原理というとなると、

他にも応用が効くわけです

 

 

が、そのてこの原理を知らない人にとっては、なんのことかさっぱりわからないもので、そこに学ぶという作業も必要になってくるのですね。

 

 

知らないから・・わからない。

 

 

その原則の部分(支点・力点・作用点は、ピラティスでいうとプリンシプル)をしっかり理解できていないと、応用できず、

 

いくらエクササイズをしても・・さらにわからない(体のコントロールって??)・・となるのではないでしょうか。

 

 

 

そして、またパターン化。

 

経験・・・・

夜、星が綺麗に見れたから、明日は、晴れるだろう。

 

それが、ピラティスでは、先程の法則とともに、

エクササイズを自分が継続することがそれを

理解していくことにつながる部分だと思うんです。

 

 

もちろん、体はずっと同じでなく、変わっていくものだからこそ、

その自分の中のパターン化を繰り返しながら、積んでいくことなのかもしれません。

 

 

 

 

まさにこれ・・・抽象化です。

 

 

体を実際に動かすのが、具体で、

 

そこに共通項を見つけ、

原則だけを目的に合わせシンプルにしていく

抽象化して理解していくことが、ピラティスのコントロロジーってことなのかなと。

 

シンプルって削ぎ落とすこと。

 

 

考え方がシンプルになると、応用力が増し、生きていくことに対しても、

 

積極的でしなやかで強くなれるんだと思います。

 

 

 

 

上記のような、抽象化していく考え方は、

 

ピラティス氏が、どう思っていたのかはわからないけど、

感覚的にそんなことを考えていたのではと思います。

 

 

視野を広げ、視点をどんどんかえる。

 

 

 

ピラティス氏は、私たちと同じ位置で見ず、高い視点で物事をみていたんだと

思うのです。

 

 

 

 

 

最近、抽象画を見るのが好きになって来ました。

 

 

どうでもみれる・・・どんなふうにも捉えられる・・

そんなモヤっとしたものに、

不安なものに、慣れて親しんでいくことも

 

案外、豊かになる方法ではないでしょうか。

 

 

 

それが、自分の生きる力をあげ、人としても女性としても

上がっていく要素かな。って

 

もちろん、私もまだ道の途中

 

言い訳しない人生のために、一緒にがんばりましょうお願い

 

 

 

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