前提を変えれば、体の動きも変わる
今日は雨が降っています・・・
今までの良い良い天気から一転、久しぶりの雨。
雨の音って、聞いてるとなんだか心落ち着いて、しっとりとしますね。活動的には、なる感じではないけど、心が落ち着く漢字がして私は、好きです。
内向的・・・・
外交的・・・・
という言葉を聞いたことがありますか?
これは、専門用語でもありますが、まあ、難しくではなく、視点がどちらへ向いているのか・・・
そう前提が変わると思っていただければいいです。
前提・・・ってとっても大切だと思っていて、
楽しく運動したい!!と思って運動するのと、
運動は健康のために仕方なく、医者に言われたからするのとでは、そのあとが大きく違いが出ませんか?
そう思うと、そりゃ前者がいいに決まっている!!そうしたらいいってわかっているけど、
この前提って、意識して始めることはなく、なんとなく自動的に無意識レベルでおこなわれることではないですか?癖みたいなものですね。
この癖を変えることって簡単なようで難しく、これには、訓練が必要です。
それが、ピラティスにも言えることだと思います。
本来その人の持っている傾向をよく知ることで、その前提をどうやって行けば無意識レベルで楽に体を動かすことができるのか。
外向的・・・内向的
そうこれも同じで、外に気持ちが向いているのか、うちに来も火が向いているのか・・・
これは、意識というより、無意識だと思います。そう、癖と考えてもいいのではないでしょうか。
どちらが悪いということでなく本来ならば、どちらも気持ちが向けるといいですよね。時と場合ケースによって外と内を使い分けられれば、一番いい。
が、不思議とどちらかに二者択一的に考えてしまうのも確か・・・
あの人は内向的だから・・・・などと決めつけてしまう場合もよく見られることです。
これは、いわゆる性格、個性。でも、この個性は、その人とともにあって、思想や感情・行動などに影響を与えています。なんで、私・・・・ピラティスセッションをするとクライアントの性格はすぐにわかります。(占い師になろうかな(笑))
どちらが悪いということでなく、
例えば、内向的で普段から自分の中に目が向きがちな人が、少しでも、外に目をむくようになれば、
個性に変化が出て、
行動にも(つまり体の動きにも)変化が生まれてきます・・・
個性を変化・・というより、要素を増やす
でも、内向的な人を外向的に変えてしまうということでなく、
気が付かなった自分を見つけるような、新しい視野を増やすことなのです。
少しの変化・・・・それを促すように。
人は、簡単に変わるものでないと思っています。そして、他人の手では、変えられないものだとも思います。自分が自分の力で変わること、そして少しの変化がさらに大事です。
案外、私たちは、大きな変化に気持ちが行きがちですが、大きな変化は持続力がありません。
なので、
自分の中の小さな変化に気づく力を持つことが変化への近道だと思います。
私のことで恐縮ですが、
ピラティスをする前までは、どちらかというと外向的な性格でした。それは、本質的なものだったのかはわかりませんが、仕事を考えると明らかに度とに気持ちを向けていく仕事なので、外交的であったかと思います。
一人で、遊びに行くことはまったくなく、いつも友達と。一人でご飯を食べるのなんて絶対にありえず、いつも誰かと一緒にいる。それが、私の前提でした。
誤解なく何度も言うと、これがいいとか悪いということではなく、外に目が向く思考の癖…というか、傾向だったのでしょう。
なので私は、自分のことがよくわからないと思っていました。他人に褒められれば、そうか・・と思うのですが、もしそれがない時、判断基準がどこにあるのかわからないと思っていたことが多かったように感じます。
が、ピラティスを始めてから、うちに気持ちを向けることができ始めてきました。
本を一人で読むのも好きになったし、一人で行動することにも何の抵抗もなくなり、
もしかして、一人でいることはもともと好きだったんだとも気が付きました。
今では、自分の中のものをよく観察しそこから得られているものを皆さんへの指導に役立てています。
基準を見つけたといってもいいのかもしれません。
他人からの誉め言葉がなくても、基準があれば、特に問題はありません。
(でも、褒められるの好きなんで・・・(笑)よかったら褒めてね~( ^)o(^ ))
つまりは、行動パターンが変化する
どちらの傾向が強いか・・・・ということはあるのでしょうし、環境もあるので、一概には、言えないとは思いますが。
二者択一で決めてしまうのは、ちょっと残念。
外にも内にも
その時その時に自由に変えることができたら、きっと自分の可能性が広がるはず。
もちろん、それには、まず、自分が外・内どちらに気持ちが向きがちかを知ることはさらに大切です。
それぞれの個性を生かし、ナンバー1より、オンリー1を目指してみませんか?
ナンバー1でオンリー1ならさらにまた最強の自分になれます。
それには、基準が必要でしょう。その基準を一緒に見つけていきませんか?
自分の新たな部分を発見してみませんか?
ピラティスには、そんな気付きを私たちに与えてくれます。