筋肉の弾性について

ピラティスをし始めたのが、ちょうど下の子が幼稚園くらいの時。14年前くらいですね。

この間、ずっとピラティスしてきて思っているのは、

体の変化です。

外的な要素である年齢に伴う変化(更年期も含め)、そして、ピラティスをすることで変化した内的なもの。この二つをここ数年は、顕著に感じています。

私が感じたことで、論文などエビデンスに基づくものでは、ないことを承知いただきお読みください。

一般論としてクライアントを見ているうえでも、当てはまることがあり、ここでお話ししたいと思います。

 

ミドルエイジ世代の方の場合にこれを踏まえて運動していかなくては、ならないこと。

それは、筋肉の弾性です

肌の張りと同じような、筋肉の張り感。

 

筋肉の弾性

動きのセンスが磨かれ、コントロールができるようになって、理論はわかっていてもどうして動きがうまくできないと感じたり、

なぜか、とってもしんどい。なんでもない動きなのに・・と感じること

また、若い人と一緒にやると、何かが違う・・・と思ったことはありませんか?

何かうまくできない・・・一生懸命やっているのに、おなかが引っ込まないなど効果がでない・・・・

 

これは、筋肉の弾性が失われていってるからではないかと思われます。

筋肉がやせていく、張り感がない・・・と言い換えてもいいかもしれません。これは、組織的な問題であり、嫌な言い方だけど劣化していっているのですね。(また、女性の場合出産やまた違う原因も考えられますが)

なので筋肉の収縮も、両極端的になっていく傾向にあります。

力なく伸びていくのか、または、拒否するように力いっぱい縮むのか。

その間のぴんとした張りを持った感覚がとてもむずかしく、逆に大変になります。

できない・・・・に近い感覚かもしれません。(人によりますが、なかには)

若い時は、この張り感に特に努力はいりません。

 

だからこそ、この感覚が大事であり、ここに鍛錬も必要になると考えられます。

筋肉の弾性が失われていくことで若い時よりも、かなりの努力が必要になってくるのではないでしょうか。

 

弾性は、先ほどもあったように年齢とともにどうしても失っていくもの。

例えば、肌はいかがですか?もし、手入れしなければ、シミやしわ、そして、しわしわになっていきますよね。もちろん、それは、悪いことでなく、しわしわでいいのならば、ぜんぜん自然で素晴らしいことだと思います。が、少しでもそれを食い止めようと私たちは、化粧品を買い、マッサージをし、食べ物に注意し、スキンケアをして、時間を費やします。

 

それが、筋肉にも必要になってくるのではないでしょうか。

 

 

弾性を取り戻すには

もちろん、

取り戻すことはできないでしょう、が、

今必要な分だけは維持させたいもの。

 

その自分の必要とする部分が何なのかと考えておくことは必要になります。

筋肉自体が痩せてはいけないので、食べ物にも注意しながら、ある程度の筋肉量を保つこともまずは必要です。そしてそのうえに、トレーニング方法を伸び感の持てるものにしてみるのは、いかがでしょうか。また、アイソメトリックもうまく使う。体の安定した状態が苦手になると考えられるため、バランスの多く入ったトレーニングも必要です。

程よい緊張感を常に保ち続ける・・・・ということですね。

 

例えば、肩が前に来て、少し丸まっているように見える・・・もっと若々しく立ちたい!

これは、脊柱起立筋・腹筋など筋肉を鍛えれば、解決するのかというとそうではなく、体の中の全体的な伸び感(緊張感)が必要だということだと思うのです。

 

それには、筋肉を力いっぱい収縮する動きばかりになると、身体がこじんまりまとまるような感じになり、さらに丸まりが深くなっていく。からだ全体の引き伸びる感覚は、弾性があったときは、何でもなかったことなのに、今となってはそれに対して、トレーニングが必要になるのです。

当たり前のことだったことをまたトレーニングするって、そこに理解ができない方もたくさんいるはずで、そこを理解していくことも重要です。

 

それを感じられなかった以前よりも伸び感を持てるトレーニングをたくさんすることが必要になり、

逆に部分のみの筋肉だけというトレーニングは効率が悪くなってしまうのかもしれません。

 

張りを保ち続けるトレーニング・・・バランスといってもいいかもしれません。バランスは、じっとしているようで、そのポジションを保ち続ける地味なエクササイズ。筋肉と脳の連携も必要になりますね。

 

 

そんなことをやっていけば、からだにいつも緊張をもち続けられ、前向きに胸を張って

毎日を送れるのではないでしょうか。

基礎的な体力をつけておくのもそうですね。もともと歩く・立つことがつらいと思っているのであれば、まず、そこから改善しましょう。そのための最低の筋力をつけていくのも大事。

自分がどんな状況にいるのか、はっきりと把握しておくことですね。

前の自分とは違う

いつも常識は疑うこと・・・・(笑)

 

「若い時は細かったのに、年だから太ったのよ」と一般的に話をする内容ですが、

 

今がどうか!!!が問題!!!!!

今の自分の状態がどうなのかをまず、知ってください。

そこから、始まっていきます。

(私もいつも肝に銘じて、今のことを考えるようにしています。じゃないと前を引きずってしまうので)

 

誰もが、毎日楽しく過ごしたいはず。楽しく過ごし、笑顔になれるには、まず健康から。

健康の概念はそれぞれ違うので、そこも考えてみるとおもしろいかも

 

病気をしているから健康じゃない・・・とは、違うと思います。うまく病気と付き合い、自分の体や心を大切にし、からだを動かすことを楽しくできているならば、健康だととらえていいのではないでしょうか。

そのためには、普段からからだを動かしておくことが必要です。

 

自分で努力してもどうもならないこと・・・・また、努力できること・・・

そして、その二つを分けてかんがえること。努力できることに対しては、何ができるのか考えそれを実行する。そうすれば、必ず、結果が出ますよ。

 

もし、今、やっていても何も結果が出ていないのであれば、それは、自分ではコントロールできないことに対して一生懸命に努力しているのかもしれません。

女性は、40代・50代・60代と体が変化し、それに伴い、周りの社会も変化していきます。

娘から女へ、(女から母へ、)女のままでずっと変化しないのかというと実際には、そうでもない。

私は、ここからがまた新たな社会の一員「人=女性」なるんだと思います。

 

何もかも飛び越えた人として成長していくんだと思います。生き方はそれぞれ・・

あなたはどんな生き方を選びますか?

女性は選択することが好き・・・なんでもありです。それに対して何かを言ってくる人なんて気にせず、人としておおらかに楽しみましょう!

 

 

 

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