運動のセンスは磨くもの
今日は、曇り・・・
ここ最近、晴れの日が多く、昨日はめっちゃ暑かったのですが、今日はそうでもないのかな。
皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、運動のセンスについて考えてみたいと思います。
センスってそもそもなに?
センスは一般的に
センスがいいとか、悪いとかで使われることがあって、
洋服のセンス、運動のセンス、感性といわれることですね。
「センスが良い人」というのは、
『ある特定のものに対し、その細部に至るまで「違いを感じ取る」ことができ、それを上手く表現・使いこなすことができる人』
ここでいう、運動センスについては、
物事の感じや味わいを微妙な点まで悟る働き。感覚。自分のサイズ感や関節の可動式、体力など細部についてわかった状態で、動きを自分でコントロールできる・・・ということではないでしょうか。
だから、
運動センスが良い人は、
一度見ればそれを理解でき再現することができる人・・ということもあります。
才能といってもいいのかもしれません。
しかし、このセンス、経験値がかんけいあるかとか、知識量が関係あるかというとそうでもないもの。
「良し悪しの機微」や「微妙な感覚」というのを「嗅ぎ取る」能力は、数度教えてもらってできるというものではなく、自分の中から見つけていくものなのです。
運動センスは脳の神経回路によるもの
センスは才能・・・なら、あるのかないのかは運かというとそうでもない。
それは生まれ持った才能ではなく、
そのスポーツをやる上で必要な動きを練習してきたかどうかという、
後天的な環境の違いによって決まってきます。
つまり、練習を積んで、脳の神経回路をたくさん作ったかどうかによって決まるのです。
子どものころから、外遊びの中でさまざまな動きを経験し、
複数のスポーツを楽しむことで
動きのバリエーションを蓄えておくことは、
あらゆる運動の基礎となる「神経回路」を育むことにつながります。これが、運動がうまくなる秘訣であり、運動のセンスのあるなしなのです。
が、これであきらめないでください。
ピラティスは今一度、その動きのバリエーションを子供の時のように偶然的に学ぶのでなく、正確に脳の神経回路を使い、効率的に学んでいくものなのです。
運動のセンスは磨くもの
センスは繰り返し、バリエーションを増やしていくもの。脳を使いながら・・・・
ただ単なる経験だけではなく、知識だけではなく、脳を繰り返し繰り返し、動きと脳をつなげていくこと。
センス(勘)は、本来子供の時にある程度出来上がっていくものですが、
大人になってできることは、今持っているそのものを知り、それを磨くことが最善の手です。
それには、良いものを見ること・見解を広げること・自分自身を知ること
どれも、人としての感性を磨くことにつながりますね。
きれいなもの、美しいものを見て、自分について知り、知識を広げることをすること。
すると、楽しくなってきます。感性はもともと受け入れる力ともいえるので。拒否して突っぱねているより、受け入れてそれを楽しんでいく方が面白いですからね。
皆さんも今現在お持ちのそんな運動のセンスを
磨いていきませんか?
運動センスを磨けば、からだのなかのものすべてにつながるので、感性豊かになり、
人としても豊かな人になれるはず・・・・
センスを磨き、人として、豊かになりましょう!!