ピラティスはただのエクササイズではない
ピラティスは、トレーニングではありますが、それだけではありません。
トレーニングは理論がはっきりしており、それが体を作っていくのは間違いないですよね。
なので、私も元々フィットネスで仕事をしていて、トレーニングのこともフィットネスの指導者として理解はしているつもりです。
が、筋肉を作っていくトレーニングまた、その体の体力または持久力を作っていくものだけでないのが、ピラティス面白いところだと言えます。
まず、追い込みません・・・体に負荷をかけず、体を調整していくトレーニングです。(心拍数をあげていくものではなく、負荷をかけていくものでもなく、どちらかとファンクショナルトレーニングに近い位置付けです)
そう思うと、がむしゃらに動けばいいということではなく、体全体を使う調整力のようなものを鍛えていきます。もちろん、それも体を動かしていくことであり、それをしているのは、筋肉であるので、
微細な動きを作るということは、それには安定性が必要になりそれを鍛えることができているということになります。もしかしたら、本来、その調整は日常生活の動きの中で行われているのものだったのかもしれません。が、現代は、便利になったからこそ、体を動かすことが少なくなったこその弊害なのかもしれませんね。
ただのエクササイズではないからこその、精神的な部分が不可欠になり、自分の体の感覚が大事になってくるのではないかと思っています。
言葉にするのが難しいですが、
体の感覚を感じていくことは、できているようでできていない気がします。
忙しい毎日の中で自分の体に特に何も問題がなければ、別に感じようとすることは何もないわけで、
ピラティスが良い機会になってくれればと思います。
自分の体に目を向け、自分の体に取り組む
そんな習慣をつけていただければと思います。