ピラティスの伝統と歴史
ピラティスは、100年の歴史があります。
ジョセフピラティスという方が、幼少期から自分の体の弱さを克服しようと取り組んだスポーツたちを融合させ、ジョーの考えを存分に盛り込んだエクササイズです。当初は、ピラティスではなく、「コントロロジー」と自ら名前をつけ、読んでいました。
ジョーには、その考えを共感する人がたくさんいました。
パートナーだったクララもそうで、またその教え子たちもそうでした。
それに共感する想いが、ピラティスを広めたんだと思います。
その弟子たちは、ジョーのピラティスの考え方にまた様々な考えを加え、お客様に伝えました。
ジョーが作ったマシンに自分たちの考えでて作りで修正加えていきました。
ジョー一人ではここまでピラティスが世界中に広まっていなかったと思います。また広まった要因は、私が思うのに、「多様性」があったから・・・・
その弟子たちの考え方にある程度マッチしていくことができたから。伝える人に合わせて、時代に合わせて変化できたからではないでしょうか。
一つの軸はあるけど、その時代にあった、また伝える人のニーズにあったものにアメーバーのように変化できる・・・それが成長できた原因だと思います。だからこそ、もしかして捉えにくいものであるのかもしれません。が、ピラティスをすれば、健康になり、幸せになれる・・・その軸は変わらないのです。
私も、古い人間ですから、「こうでなければないない」という常識はある程度、今まで生きてきた中でできているものです。でも、この常識をいつまでも守っていても世の中は変わるものであり、
固執は何も産まないのです。
言葉で言うと簡単だけど、ここを指摘された時、人は、「怒る😤」ものだともおもうし、それが自分の生きてきた誇りなのかもしれません。
でも、そこに変化を持たせた方が、生きやすい・・・・
それをなんとなく、ピラティス氏も感じていたのかもしれません。。。違ってたらごめんなさい(笑)
呼吸をしながら、姿勢を保ちながら動く・・・・これだけのことなんですが、この難しさは経験すると意外です
歴史、ルーツはとっても大事なことです。でも、今、同じことをすればいいのかというとそうではなく、今、の状況とは異なるわけです。
それを踏まえて、ピラティスを捉えてみるとまた面白いものなのかもしれません。
今、ピラティスに望まれているものは、何か・・・・また、私たちピラティスティーチャーは何を伝えなければいけないのか。
歴史を踏まえ、それを学び理解しながらも、だからどうなのかと言うことを心に置いておきたいと思います。
ピラティス氏もその教え子の先生たちもそれを望んでいるのかもしれません。