ピラティスの基礎
ピラティスの基礎・・・・とはなんだろう。
私もこの言葉
『ピラティスはただのエクササイズではない」イブジェントリー(ピラティスのお弟子さん)
がいった言葉に納得して感銘を受けています。
ピラティスの基礎は、正しく、「プリンシプル」であるけど、
その前に、自分の体の基本的な動きがどうなっているのか知ることにあるとも思います。
というのは、
自分の体がどうなっているのかわからなければ、
動かし方に問題が出るはず。
私たちの体が車だったとする、この車の種類はたくさん。その特徴から、運転技術を学んでいきます。
もちろん、メンテナンスも必要でしょう。が、その車の車種、年式、色などの特徴をわかっておくことは基本になります。そこから、スムーズな運転方法がピラティスメソッドです。
なので、ある程度の自分の体がわかり、そして、基準的な筋力体力を持っておくことも大事。
スタジオでは、その部分の基準的な体力、筋力作りから、自分の体を知っていただき、
そこから、ピラティスの基本・・・呼吸、集中・・・と入っていきます。
ピラティスは、特徴的なエクササイズがたくさんありますが、
案外、体の基本的な動きばかり。
上記に書いたことができている上でするもので、ただ、真似して動いていると、
自分では、運転しているつもりでも、実際に走ってない時もあります。
まず、知識をえて、車を知り、基本的な運転を身につけてから、車を動かしませんか?
そこから、またレーサーの用など走行を練習していくということになるんですね。
いきなり、何も知らないのに、レーサーと同じ加速で走れば、また一般道路で、200キロで走ってはいけません。
その感覚は、指導者でも実際に難しい感じるようです。というのは、なとなくなら、見よう見まねで、車を運転できるからです。でも、その中で間違っていて動かしているところがあると、なかなか自分では、気づくことができません。
特に左右差のあるタイヤを付けていたときには、真っ直ぐにいたつもりでも、ちょっと曲がって走っていたこともあるからです。
ピラティスは、
特に体の奥から体を使っていきますので、
自分の体に向き合うことが大事。
表面で動かしているとそれが、わかりにくい時もあります。
表面的でもできたならそれでいいという考え方もあるでしょう。が、
表面的なエクササイズだと、なかなかコントロールしている楽しさがわからないばかりか、
怪我を誘発してしまうことにもなります。
そして、ピラティスのブリージング、コンセントレーションなども理解が難しいはずです。
ピラティスは、考え方と同じ。
考え方は誰でもできると思っていますが、案外ここには、癖を持っていたりして考えると
言っても、その人の認知の癖で物事を判断しがち。
その考え方・・・をピラティスでは、習得することができることによって、
体をコントロールできるということになります。
メソッド____方法であるからこそ、抽象的ではあるからこそ、実際にブリージングについて観察してみてください。
すると、見えてくるものがあります。
私の関わるピラティスでは、
全て安全にが基本・・・・そうなると
アクロバティックで、不安定な場所でのエクササイズよりも、
地味だけど、そこに何かを見出していただき、そこから実際に効果を実感していただく
ピラティスを目指しています。