小説
10月も、もう終わり・・・
いかがお過ごしでしょうか。
ここ最近、本にはまっていて。
今度ドラマ化されるという話を聞いたときに、アメリカで話題になった本で、
そういえば、日本でもベストセラーのコーナーにあったのを思い出しました。
なんか、あの時は、あまり興味がなくて。
今は、自分のルーツを考えたことで、いろんなことに興味が湧いてきました
そして、昨日は、一気に映画「血と骨」を見ました。
この二つの作品、在日韓国朝鮮人の話なんですが、どちらも、根本的な生きづらさからの・・・絶望感は同じなんだろうけど、
なんか、すごい違う。そりゃそうですね。人はみんな違う。
血と骨の映画はちょっとバイオレンスがきつすぎて私には、しんどかったけど、
本を読むと違うのかもしれません。
主人公は、自分の周りを支配で固めていくことで、自分を確立しようとしていた・・
マイノリティであること、それは、信念を持たなくてはならないことで、それが、また柔軟性がなくしてしまうものなのかとも思う。
私の場合は、どちらかというと、厳格な家の方で、暴力的な感じではなかったけど、
争いは多かったような。
でも、儒教精神が根付いていて、日本社会とは、また違う感覚は残っていたと子供ながら感じていました。
女らしい・・・・ということに決まりがあり、またそこに男はこうあるべき。。。だというような。
お互いに尊重し合っているようであるけど、
それは、古い社会の時の話。
今は、自由で、差別もない・・・ない前提。
どこにでも行けるし、好きなこともできる。
そんな世の中・・・なのに、私はまだ縛られているのか(笑)
ふっと笑いたくなるほど。
この二つの中の小説の女性像は、ちょっと違っていたし、どちらも反対のような気がしたけど
でも、またその横側にも女性像はあるし、(母はそれだったかも)
それに、今は、私は理想がある。
愛が溢れる人生を送りたい。
与える人生
搾取されるのでなく、自主的に愛する人生
認める人生。
もし、血と骨の主人公の妻なら私はどうしていただろう・・・・
ちょっと嫌な言い方だけど、逃げたか、徹底的に戦ったかも。いや、もしかして、上手く
あしらって金俊介を変えていたかもしれない。
そんな気がする。
私って、自分で思うけど、強いな。(笑)