ライフスタイル
ピラティスをする中で、大事な点は「ニュートラル、各部位の自然な状態」です。
が、これが、なかなか難しい・・というのは、本来自然である場所にあるものが、ないことが多いので、ニュートラルがまず、ピラティスをするときに「難しい!」と思う場所になります。
このニュートラルという概念を体で理解していくことができれば、ピラティスをするときの基礎ポイントになるわけです。
ニュートラルは習慣?
そして、このニュートラルから外れてしまった原因の一つに
「習慣」があると私は考えていて、なので、ピラティスには、ライフスタイル・・・・どんな形式で毎日を送っているのかが、重要になると考えています。
毎日って、どうやっておくってる?と言われても、何気ないですよね~
運動が習慣になるように・・・なんていわれてもなかかなかできないのも現状。
でも、朝、歯を磨いて、草花に水を上げてっていうのも習慣でこれは、別に努力というより、なんとなく身についているもの。この身についているものが・・・体の動きにも、と同時に姿勢にも影響していると考えられます。
ライフスタイル・・・・これが、ピラティスだとも言えるのだと私は思います。
あなたはどうして、ピラティスをするの?
ピラティスの目的・・・・ピラティスをした先にある、目的・・・痩せたい・きれいになりたい・・・のさらに先です。それが、毎日にも同じであるはず。でも、あれ?ちがうときがややこしく体がどうしたらいいのかわからなくなっているんだと思うのです。
健康って人によって、違うと思う。自分にとっての健康って何か?一度、考えてみてもらうと面白いと思います。
ライフスタイルという言葉
私が読んでいるライフスタイル・・・・その習慣を変えていけるよう。それも身につくように変えるための方法としてピラティスを用いていくのです。
心理学者のアルフレッド・アドラーの著を読んでいると、
「ライフスタイル」という言葉が出てきました。
事柄というのは、何らかの意味付けをすることで現実さえも変化するという考え方です。
例えば、小さいころじっとしていれば、犬かかまないよといわれてそれを守ったら、犬にかまれたとします。すると、そこから、世界は怖いところだと思うようになった。
しかし、その後、年数を経て、いろんなことを経験していくうちに、そうでもないかもと思うようになり、犬にかまれたあと近くのおじさんに助けてもらったということを思い出しました。そこから、ストーリーが加わり、困ったときには、助けてもらえた・・・苦境にあれば、助けてくれる人がいるという世界感に変わりました。
どういう意味付けをする習慣があるのか。物事を見る、フィルターまたは、色眼鏡。どういう考え方の癖を持つのか・・ですね。世界観ですよね。
その意味付けを「ライフスタイル」とアドラーは呼んだのです。
自分のことを自分がどう見ているのか(自己概念)
他者を含む世界の現状についてどう思っているのか(世界像)
自分及び世界についてどんな理想を抱いているのか(自己理想)
この三つをひっくるめた信念体系がライフスタイル(意味付け)と書かれています。
これって、体の動きにも言えることだとおもっていて、
見てそのまま動いてみる・・・・と案外違っていたり、
考えながら動く感覚、また、なにも考えなくて動く感覚
この三つがバランスよく、そしてそのギャップをつかめば、質の良い動きになる。
それには、まず、知らないといけない。
ライフスタイルを変えるのは、容易ではありません。自分が選び取ったもの。
自分や世界についてのものの見方であるとともに、問題を解決する際の定型パターンの言うな役割。
体の動きでいうと、動かすときの自分の決まり事みたいなものかな。
一度決めたら、もう新たに新しい仕方を考える必要はないけど、他方融通が利かず、新しい状況への対処ができない。(まさしく体の動きですよね)
だからこそ、それを変えるのは、容易ではないのですね。
違うやり方で問題解決しようとすると、未知の世界に放り込まれてしまうからです。
どうしても肩が上がってしまう・・・・呼吸を止めてしまう・・・・というのはまさしくそれですね。
肩を上げなくては、その動きができない・・・と心の中で思っているのです。肩を下げるとさらにしんどくなるはず、じゃやりたくない。って思ってしまうので、またそこで、肩を上げてやる選択をしてしまう。
じゃ、このライフスタイルを変えるには、どうすればいいのか・・・
まずは、どんなどんな色眼鏡をかけていたのかを知ることが大事です。
どんなフィルターで世界を見ているのかを、意識すること・・・・が一歩になります。
当スタジオでも、同じで、まず、その体の動きの癖・・・ご自身の持ってらっしゃる癖を意識していきます。
癖といういい方は少し違うかもしれないけど、知らず知らずのうち・・・というものなので、その癖に認識することをしていきます。
すると、はじめは??だったことが、ほんとだ・・・・と認識、まずできる。ここまで、簡単なようで、そうでもなく・・・その方によって進度は変わることが多いです。が、この知るというトレーニングの中で、ご自身が体に対しての世界観が確実に変化しているはず。今まで、そこに注目したことがなかったわけなので。自分の本当の目標・目的に気づかれて行かれる方も多いです。
それが、体の変化へと導いてくれます。
ライフスタイルを決めるのは、
本人の決断のみ。
決断・・・・・選択・・・・ここに影響があるものは多いですが、最終決断はご自身になるのです。
スタジオピラティスリムーブのピラティス
ピラティスは、こころもからだの健康になるには、こんな共通する考え方からも来ているのでしょうか。考え方もトレーニングしませんか?
からだも心も共通して、一石二鳥で鍛えていく方法・・・・
そんな考え方を加えた、当スタジオだけのピラティスを用いた体と心全体をリンクさせていくトレーニング。ぜひ、実感しに来てください。
体が硬い・・・・と感じておられるのなら、考え方も少しそうなっているかもしれません。そこを少し、変化させるだけで、毎日はとても楽になります。
周りに影響されず、自分のやり方で自分だけの人生のためにも、力を抜くピラティスをしていきませんか?
体験レッスンに一度お越しください。