プロと素人の違い

— カメラマンの話から考える、ピラティス指導者の仕事 —
先日、
「プロのカメラマンと素人の違い」について話している人がいました。
カメラマンも参入障壁が低く、カメラのシャッターを押せば、誰でも写真を写すことができるものです。が、プロという人はいて、出来上がってきたものが違うからこそ、そこにお金を支払うということが生まれてきます。誰でも写せる・・・けど、プロは違うのですよね。
その話がとても興味深く、
これはピラティスにも当てはまるのではないかと思いました。
素人は、
「よく写るカメラ」を一つ選び、
どんな状況でもそのカメラで撮ろうとしがちです。
でもプロは違います。
プロのカメラマンは、
状況に応じてカメラを選びます。
危険な場所なら軽くてコンパクトなカメラ。
確実に画角を押さえる必要があるなら、それに適したカメラ。
つまり、
「何を撮るのか」
「どんな状況なのか」
を考えながら、
複数の機材の中から最も適したものを選び、準備して撮影する。
それができるのは、
経験があるからこそだそうです。
さらにプロは、
500万円のカメラから5万円のカメラまで、
幅広く使いこなすことができます。
ただシャッターを押すだけではなく、
機材の特性を理解し、
そのスペックを最大限に引き出しながら
必要な成果物を作っていく。
そして
「この依頼なら、この機材の組み合わせでいける」
と判断し、
成果物への最短距離を組み立てることができる。
その判断の背景には
・知識
・技術
・経験
があります。
そしてもう一つ大切なのは、
それを言語化できること。
「なぜこの機材を使うのか」
「なぜこの選択なのか」
またそれを言語化し、論理的に説明できることが
プロの大きな特徴だそうです。

この話を聞いて、
私はピラティスも同じだと思いました。
ピラティスにも、
多くのマシンがあります。
・リフォーマー
・キャデラック
・チェア
・バレル
・マット さらにもっと、いろんなもの・・・
マシンをただ使えばいい・・・ということではありません
また、たくさんマシンがありますが、それぞれのマシンには
特性があります。
どんな動きを引き出しやすいのか。
どんなサポートになるのか。
どんなチャレンジになるのか。
それを理解した上で、ないとそれらを選ぶことができません。
・クライアントの状態
・身体のアラインメント
・目的
を見ながら
どのマシンを使うと最も目的に近づくのか、もっとも適しているのか。
を選ぶこと。
つまり、
カメラマンが状況に応じて、機材を選ぶのと同じように、
ピラティス指導者も
状況に応じてマシンを選択することができることがプロではないかと
と私は思っています。
いろいろなマシンを使いこなし、
その特性を理解し、
クライアントにとって最も適したものを選ぶ。
そして
なぜこのエクササイズなのか
なぜこのマシンなのか
それを説明できること。
ピラティスもまた、
知識・技術・経験を重ねながら
判断力を磨いていく仕事なのだと
改めて感じました。
マシンを使い、ただ動くことでなく、それらを使いこなし、(私は、ピラティスで使うマシンを全て使うことができることも大切だと思っています)そしてそこに自分の考え方を言語化できる。そして、成果を出すことができる。ここにピラティスのインストラクターとして目指していくことではないでしょうか。

まずは体験!













