「Dowel って何?」から始まった、小さな気づき

「Dowel って何?」から始まった、小さな気づき
― バーとダウエル、言葉の違いの向こう側 ―

オンラインレッスンで、
リサが私に向かって 「DOWEL」 と言いました。
その瞬間、
正直なところ、何のことを指しているのか
すぐには分かりませんでした。
頭の中では、ずっと
「あれはバー」
として認識してきたからです。
形は棒。
長さも太さも、いつも使っているものと同じ。
特に疑問を持つこともなく、
これまで当たり前のように使ってきました。
でも、その一言が気になって、
あとから改めて「dowel」という言葉を調べてみました。

bar と dowel は、同じではなかった
調べてみると、英語では
bar と dowel は、きちんと使い分けられていました。
- bar は
体重を預けたり、支えたり、
構造的・物理的な役割を持つ「棒」 - dowel は
主に木製で軽く、
身体を支えるためではなく、
位置や方向、アライメントを感じるための棒
つまり、
同じ「棒」に見えても、
目的そのものが違うということです。
クラシカルピラティスにおけるリサの使った dowel の意味
ピラティスの中で dowel (バー)が使われる場面では、
- 正しい位置に戻るためのヒント
- 無意識の左右差に気づくためのガイド
- 動きをコントロールするのではなく、感じるための補助
といった役割が中心になります。
身体を「支えてくれる」存在ではなく、
身体に問いかけてくる存在。
だからこそ、
軽くて、シンプルで、
余計なことをしてくれない道具なのだと思います。
どちらが正しい、ではなく
今回の気づきは、
bar が間違っていて、dowel が正しい
という話ではありません。
ただ、
- 何のためにその道具を使っているのか
- 何を感じてもらいたいのか
- 動きを導きたいのか、支えたいのか
そこを考えたときに、
言葉の違いが、そのまま
考え方の違いとして見えてくるのが、
とても面白いと感じました。

ほんの少しの「こだわり」
ほんの少しの「言葉の違い」
でもその奥には、
ピラティスの本質に近い視点が
静かに隠れている気がします。
小さな疑問から、理解は深まる
ピラティスは、
エクササイズの数を増やすことでも、
派手な動きをすることでもなく、
こうした
「ん?」
という小さな違和感や疑問から、
じわじわと理解が深まっていくものだと思います。
面白いな、と感じたので、
今日はこの気づきを
みなさまにも、そっとご紹介してみました。
まずは体験!













