肩関節の可動性と安定性のバランスとは?

肩関節の可動性と安定性のバランスとは?

私たちの身体の中でも、肩関節は特に大きな可動域を持つ関節のひとつです。腕を前に上げたり、横に広げたり、後ろに回したり、さまざまな方向に動かすことができるのは、肩関節の構造によるものです。しかし、この「大きな可動域」があるからこそ、実は“安定性”がとても重要になります。

なぜ肩関節には安定性が必要?

肩関節(肩甲上腕関節)は、球状の上腕骨の頭と、比較的浅い肩甲骨の関節窩とで構成されています。これは、例えるなら「ゴルフボールがティーに乗っているような状態」です。非常に自由に動くことができる一方で、骨格的にはとても不安定な構造なのです。

そのため、関節の安定を支えているのは主に筋肉や靭帯、腱といった軟部組織。特に「ローテーターカフ(肩のインナーマッスル)」と呼ばれる筋肉群が重要な役割を果たしています。

可動性が高いほど、安定性が必要になる

可動性が高い関節ほど、周囲の筋肉による安定がなければ、動きの中で関節がズレたり、痛みを引き起こしたりしやすくなります。
実際に、肩の不安定性が原因で起こる障害や慢性的な痛みは多く、スポーツ選手だけでなく、日常生活の中でも肩のトラブルを抱える方は少なくありません。

肩甲骨の安定には“動き”がカギ

肩の安定性にとって、肩甲骨の働きも非常に大切です。肩甲骨が安定するためには、実は「肩甲骨が正しく動くこと」が前提になります。

ところが、自分の肩甲骨がうまく動いているのか、左右差があるのか、実感しづらいものです。鏡で見てもわかりにくく、自分では気づきにくいのが肩甲骨の動き。
だからこそ、専門のトレーナーに見てもらい、正しく導いてもらうことが大切です。自分の身体の状態を知ることが、安定性を高める第一歩になります。

ピラティスで肩の安定性を高める

ピラティスでは、体幹だけでなく肩周りの安定性も大切にします。特に、肩甲骨の安定ローテーターカフの活性化を意識することで、肩関節の動きをスムーズかつ安全に保つことができます。

「腕を自由に動かせる」ためには、その土台となる安定性が不可欠。動けるからこそ、支える力が必要なのです。


肩の不安定さや違和感を感じている方、肩こりなどにお悩みの方も、正しく動かして、しっかり支える力を身につけていくことが大切です。

ピラティスを通して、肩の健やかな動きを手に入れませんか?

まずは体験!

本格派マシンを使ったピラティスをしてみませんか?

ピラティス体験レッスン

スタジオピラティスリムーブは、完全予約制!
あなたのための あなただけのスタジオです。

運動が苦手な方でもマシンを使うことで、からだの補助的役割をしてくれ、「ものさし」となり正しい可動域の中で無理なくトレーニングすることが出来ます。

オンラインレッスンも体験できます

オンラインレッスン体験

お申込はこちらから

Instagram