クラシカルピラティスの極意:正確なフォームとコントロールの秘訣

クラシカルピラティスの極意:正確なフォームとコントロールの秘訣

クラシカルピラティスでは、体のコアを中心に使いながら、コントロールを意識し、全身をくまなく動かしていくことが大切です。単に動作をこなすのではなく、リズムや緩急をつけることで、より効果的なエクササイズになります。

1. コアを意識したコントロール

クラシカルピラティスでは、どのエクササイズにおいてもコアを軸にして動くことが基本です。適切なフォームを保つためには、コアの安定性を意識しながら、手足の動きをコントロールすることが求められます。

2. リズムと緩急の重要性

動きの中で一定のリズムを持ちつつ、緩急をつけることが重要です。例えば、マットワンレッグサークルの時は、一側方のあしを正中線より内転しゆっくりとした動きでコントロールし、そこからリズムで回していきます。股関節のコントロールした動きの適切なテンポを取り入れます。

3. スプリングの使い方と体との一体化

クラシカルピラティスのマシンを使う際は、スプリング(バネ)の開閉を意識することが重要です。**「Spring open and close」**という意識を持ち、スプリングが開くときはエネルギーを蓄え、閉じるときはそのエネルギーを活用するように動きます。

このスプリングの感覚を、自分の筋肉や体の動きとリンクさせることで、マシンと一体化したような動きが可能になります。単なる補助器具ではなく、マシンと自分が連動することで、より洗練された動きが生まれます。

4. クラシカルマシンの特性を活かす

クラシカルピラティスのマシンは、モダンピラティスのものとは異なり、スプリングにコーティングがありません。そのため、コルクの巻が不安定で、伸びにくく、縮みにくい特性があります。 これを適切にコントロールすることで、より細やかな動きが可能になります。

また、クラシカルのリフォーマーでは、ロープの部分がレザーでできており、モダンのロープよりもコントロールが必要です。 加えて、リフォーマー自体の作りもシンプルなため、自分の力でキャリッジを元の位置に戻さなければなりません。これにより、自然とコアを使う感覚が養われます。

5. 不安定なマシンとコアの感覚

クラシカルマシンは、安定しすぎていないからこそ、自分の体のコントロールがより必要になります。コアの感覚がないまま動いてしまうと、マシンをうまく使いこなせず、動きが止まってしまうこともあります。したがって、動きの中で常にコアを意識し、体を支える力を高めることが不可欠です。

まとめ

クラシカルピラティスでは、コアを軸にしながら、スプリングの動きを感じ、自分の体との一体化を目指します。マシンの特性を理解し、それに適応することで、より深いコントロール力が養われます。インストラクターとして指導する際には、これらのポイントを明確に伝え、受講者が適切なフォームで動けるようにサポートすることが大切です。

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