40代以降の体型変化、何が起こっている?
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40代からの体型変化、そのメカニズムとは?
40代に入ると、多くの方が「体型が変わってきた」「若い頃と同じ生活をしているのに痩せにくい」と感じるようになります。この変化の背景には、筋肉量の減少、ホルモンバランスの変化、姿勢の乱れ など、複数の要因が関係しています。
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🔬 40代からの体型変化の主な要因
📉 筋肉量の減少と基礎代謝の低下
加齢に伴い、特に下半身や体幹の筋肉量が低下しやすくなる ことが知られています。筋肉量が減ることで、安静時のエネルギー消費(基礎代謝)も低下し、同じ食生活を続けていても脂肪が蓄積しやすくなります。
⚖️ ホルモンバランスの変化
女性の場合、40代以降はエストロゲン(女性ホルモン)の分泌量が減少 し、それに伴って体脂肪の分布が変化します。特に内臓脂肪の増加 が顕著になり、お腹周りの脂肪がつきやすくなる傾向があります。また、エストロゲンの低下は筋肉の合成能力にも影響を与え、筋力低下を加速させる可能性があります。
🏗️ 姿勢の崩れとボディラインの変化
デスクワークやスマートフォンの使用時間が長い現代では、長時間の座位による骨盤の後傾や、背中の丸まり(猫背) が進行しやすくなります。これにより、胸郭の可動性が低下し、腹筋群が機能しにくくなることで、下腹部が突出しやすくなります。また、骨盤周りの筋肉が弱まると、下半身に余計な負荷がかかり、ヒップラインの低下や脚のむくみも引き起こされます。
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🏋️ 40代からの体型変化に有効な対策とは?
🔹 姿勢と体幹の強化
体型の変化は、表面的な脂肪の問題だけでなく、深層筋(インナーマッスル)の機能低下が原因となっていることが多い ため、単なる有酸素運動や食事制限では根本的な解決にはなりません。特にピラティスは、姿勢を整えながら体幹の筋肉を強化し、骨盤の安定性を高めることで、体型の崩れを防ぐ 効果が期待できます。
🔹 呼吸と筋肉の協調性を高める
ピラティスでは、胸郭の動きを意識した呼吸(胸式ラテラルブリージング)を用いながら、体幹の筋肉を活性化 させます。これにより、深層の腹筋群(腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群など)が効率的に働き、ぽっこりお腹の改善やウエストの引き締めに効果を発揮 します。
🔹 機能的な動作の回復
加齢とともに、日常動作の中で使われる筋肉のバランスが崩れ、無意識のうちに代償動作(不適切な動き)が増えていきます。例えば、「膝や腰に負担をかけながら立ち上がる」「肩が内巻きになった状態で腕を使う」といった動作は、長期的に見ると体型の崩れにつながります。ピラティスでは、こうした動作のパターンを修正し、機能的に動ける体を作る ことも重要視しています。
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💡 「年齢だから仕方ない」ではなく、「今からできること」に目を向ける
体型の変化を受け入れつつ、適切なアプローチで身体を整えていくこと が、健康的で引き締まった体を維持する鍵となります。
スタジオピラティスリムーブでは、40代からの体の変化に対応した専門的なプログラムを提供しています。体験レッスンで、ご自身の体の可能性を感じてみませんか?