57歳の誕生日に想うこと
女性にとって誕生日は、特別な日です。年齢を重ねることへのさまざまな思いがある中で、57歳を迎えた今、改めて自分の人生について考える機会となりました。
人生100年時代と言われる現代では、半分を少し過ぎたところ。これまでの前半の人生と比べると、考え方や日々の行動が大きく変わってきたことを実感します。しかしそれは、歳だから…仕方ない、諦めよう、というものではありません。むしろ"そもそもの考え方"を見つめ直す、そんなタイミングなのだと感じます。
人生のステージが変わる
人生にはステージがあります。これまでの私は娘として、妻として、母として、他人のために日々を過ごしてきました。子供たちの成長を支え、家庭を守る中で、自分のことは後回しになることが多かったように思います。しかし、人生の後半に入った今、少しずつ意識が変わり始めています。
これからの人生は、他人のためだけではなく、自分のための時間を大切にする。もちろん家族との関係は続いていきますが、その中での夫との新しい関係性、成長した子供たちとの距離感、そして何より自分自身と向き合う時間をどう過ごすか。それが、人生の後半を豊かにする鍵なのではないでしょうか。
ピラティスと共に歩む新しい人生
私が今こうして"新しいステージ"を感じることができるのは、ピラティスに出会えたおかげです。
ピラティスを通じて、自分の体と心に向き合うことができるようになりました。自分の体がどう動いているのか、どこが強く、どこが弱いのか。年齢を重ねるごとに、できないことが増えるのではなく、今の自分にとって必要なことが見えてくる。そして、それに向き合いながら少しずつ自分を整えていく。このプロセスこそが、人生の後半を有意義に過ごすための大切な土台だと感じています。
これからの人生に向けて
57歳の今、前半の人生を引きずるのではなく、新しい人生をスタートさせる気持ちです。もちろん、これまでの経験や積み重ねは大切ですが、それをベースにしながら、まったく新しい自分に出会える時間にしていきたいと思っています。
ピラティスを軸に、自分の心と体を整え、さらに多くの人たちと関わりながら、自分らしい人生を築いていく。そんな未来が今はとても楽しみです。
これからも、自分自身の人生を大切に、毎日を一歩ずつ歩んでいこうと思います。
そして、今の私があるのは、両親のおかげです。父や母に感謝するとともに、スタジオのお客様、スタッフ、そして家族にも心から感謝の気持ちを忘れずにいたいと思います。