認知バイヤス50

イーロンマスクがエックスの中でつぶやいた

若い人なら知っておいた方がいいというもの・・・知っていますか?

Infographic: 50 Cognitive Biases in the Modern World

Our rapidly evolving world forces us to adopt distinct patterns of behavior, and in the process, paves the way for new cognitive biases to emerge.

認知バイヤスとは・・・・

認知バイアスとは、自分の思い込みや周囲の環境、これまでの経験といった要因により、非合理的な判断をしてしまう心理現象です。

例えば、「良かれと思ってやった行動が、相手に迷惑をかけた」「『1万円』の値札に二重線が引かれ『5,000円』と書かれた商品を『お得だ』と思い購入した」といった行動は、認知バイアスによって引き起こされていると言えます。

私たちは、事実を色付きメガネで見ていると言われていますよね。実際には。事実を捻じ曲げて、自分なりの解釈で見ているということです。

それでは、そんな50の認知バイアスを紹介&解説していきます。

 

1.根本的な帰属の誤り

意味)他者の行動を説明する際、個人的な特徴や性格などを過剰に重視してしまうこと

例)交通事故を見た時に、雨で滑りやすくなっている道路や不明瞭な視界よりも、運転手のせっかちな性格に事故の原因があると考えてしまう

 

2.自己奉仕バイアス

意味)何かに成功したときは自分の能力によるものと考え、逆に失敗したときは外的な要因によるものと思いこむこと

例)サッカーの試合に勝ったときは自分の実力だと考えるが、負けた場合は審判のせいだ!と考える。

 

3.内集団バイアス

意味)自分が所属する集団のメンバーに対して肯定的に評価したり好意的な態度を示すこと。

例)女性は男性に対して「気が利かない」と評価し、男性は女性に対し「気分屋すぎる」と評価する。

 

4.バンドワゴン効果

意味)世間の流行りや周りの評判を判断材料にしてしまう心理

例)Amazonのランキング1位だから安心。インフルエンサーがおすすめしてるから間違いない。

 

5.グループ・シンク(集団浅慮)

意味)集団で合意形成をすることによって、かえって不合理な結論や行動を引き出してしまうこと

例)あるプロジェクトを進めたい多数派によって決定したことで、会社が大きな損失を抱えた。

 

6.ハロー効果

意味)ある対象物を評価する際、目立つ特徴に引きずられるように、他の特徴についての評価までが歪められる現象

例)前勤務先が大手企業だった人を雇ったら、イマイチだった。

 

7.モラルラック

意味)良いモラルは良い結果によってもたらされる。悪いモラルは悪い結果によってもたらされる。と考えてしまうこと。

例)アメリカが戦争に勝利したのは、アメリカ人のモラルが高いからだ。

 

8.偽の合意効果

意味)自分の考えは正しくて、他の多くの人も同意するはず。と思いこむこと。

例)女の人は、みんなパンケーキが好きだ。

 

9.知識の呪い

意味)自分の知っていることは、他の人も知っていると思い込むこと。

例)新入社員に「ASAPで」と伝えたら、全然伝わらなかった。

 

10.スポットライト効果

意味)「他人が自分のことを見ている」と過剰に感じてしまうこと。

例)髪が薄くなってきたと気づくと、他人も気づいているような気がする。

 

11.利用可能性ヒューリスティック

意味)意思決定を行うときに、よく見るものを基準に選択を行うこと。

例)スーパーマーケットで何を買うか迷ったら、よくCMで見かける商品を選ぶ。

 

12.防衛的帰属仮説

意味)自分と似ている相手と逆の立場の人の責任を過大に評価しようとする。

例)多くの一般の人は、自分からほど遠い存在である上級国民の罰が軽すぎると感じる。

 

13.公正世界仮説

意味)この世界は、人間の行いに対して公正な結果が返ってくる。と考えること。

例)努力をしたら必ず報われると考える。(実際は、努力だけでなく運も関係する)

 

14.ナイーブ・リアリズム

意味)自分はまわりより客観的に世界を見ている。という勘違い。

例)自分はドロップのハッカ味が一番好きだから、喜んでもらうために他の人にハッカ味をあげた。

 

15.ナイーブ・シニシズム

意味)「自分以外の人は自己中心的な考え方をする」と考えてしまうこと。

例)恋人と喧嘩したとき、自分のことを棚に上げて相手の非ばかり責める。

 

16.バーナム効果

意味)誰にでも当てはまりそうな性格などの特徴を言われた人が、自分にズバリ当てはまっていると勘違いする。

例)占いで「ふだんは社交的ですが、一人の時間も大切だと思っています。」と言われて、自分そのものと思うこと。

 

17.ダニング=クルーガー効果

意味)能力の低い人が実際よりも自分を高く評価してしまう現象

例)仕事のできない人ほど、他人の能力を偉そうに評価する。

 

18.アンカリング

意味)意思決定をする際に、最初に紹介された情報に強く依存する現象。

例)3万円の掃除機より、元値5万円が割引されて3万5千円の掃除機の方が魅力に感じる。

 

19.自動化バイアス

意味)自動化された意思決定システムによる指示には従ってしまうこと。

例)人の判断よりも、AIの判断の方が公平で正しいと感じてしまう。

 

20.Google効果

意味)検索エンジンで容易に検索できる情報はすぐ忘れてしまう。

例)Googleで検索して調べた英単語の意味をいつまでも記憶できない。

 

21.心理的リアクタンス

意味)自分の行動は自分で決めたいという欲求が犯されると反抗的になること。

例)親から勉強しなさいと言われると勉強する気が無くなる。

 

22.確証バイアス

意味)自分の信じる情報ばかりを集め、反証する情報を集めようとしないこと。

例)ワクチンを打ちたくない人は、ワクチンの酷い副反応のニュースばかり見つける。

 

23.バックファイア効果

意味)自分の認識への反論の指摘に接すると、かえってその認識を盲信してしまうこと。

例)ワイドショーで自分と真逆のコメンテイターがいると「そいつは間違ってる」と信じる。

 

24.第三者効果

意味)マスメディアがもたらす影響を他人事として考えること

例)自分のことは棚に上げて、なぜ友人はメディア報道を鵜呑みにするんだろうかと不思議に思う。

 

25.信念バイアス

意味)結果が正しければ過程も正しい、または結果が間違いなら過程も間違いと思い込むこと。

例)部下が仕事で失敗したとき「日頃の努力が足りないからだ」と思ってしまう。

26.可用性カスケード

意味)主張を繰り返し聞いているうちにその主張が真理だと考えてしまうこと

例)コロナウイルス流行により、トイレットペーパーが無くなるという噂を何度も聞くと、買い占めが起きる。

 

27.凋落主義

意味)世界はどんどん悪くなっていき、昔の方が良かったと思ってしまうこと。

例)昔の若者は熱意があったが、最近の若者はなっとらん(昔は良かった)

 

28.現状維持バイアス

意味)何かを判断する時にリスク覚悟で変化をせず、現状維持を選んでしまうこと。

例)通勤電車で、毎日同じ席に座ろうとする。

 

29.サンクコスト効果

意味)すでに支払ったコストに気をとられ、合理的な判断ができなくなってしまうこと。

例)しばらく着ていない服を「もう何年も着ていないが、高い値段で買ったからはもったいない」と捨てられない。

 

30.ギャンブラーの誤謬

意味)主観で不合理な判断をしてしまうこと。

例)コインを投げて10回表が出たら、次はさすがに裏が出るだろうと思うこと。

31.ゼロリスクバイアス

意味)リスクを完全にゼロにする事に固執した結果、より重大な他のリスクに注意を払えないこと

例)「怪我したらどうする」と公園の遊具を撤去した結果、子供たちの遊ぶ場所が無くなってしまった。

 

32.フレーミング効果

意味)どこを強調して表現するかによって問題の印象が変わり、意思決定が影響される現象。

例)「この手術は95%の確率で成功します。」「この手術は5%の確率で失敗します。」

 

33.ステレオタイプ

意味)多くの人に浸透している 先入観 

例)血液型がA型の人は几帳面だ。

 

34.外集団同質性バイアス

意味)自分の所属する 集団 に比べて他の集団の同質性を高いものとみなす。

例)中年男性には、10代の女性アイドルはみんな同じ顔に見える。

 

35.権威バイアス

意味)権威に服従してしまう認知バイアス

例)インフルエンサーがおすすめした化粧品だから、良いものに違いない。

 

36.プラシーボ効果

意味)偽薬を投与したにも関わらず、症状が回復したり和らいだりする現象

例)ノンアルコールビールで酔ってしまう。

 

37.生存者バイアス

意味)成功した人や企業の経験ばかりに注目し、その他多くの失敗事例を顧みない行為

例)成功した企業の二番煎じをして、失敗する。

 

38.精神作用急速

意味)時間が速くなったり遅くなったりするように見える時間の知覚の変化

例)楽しい時間は早く過ぎ、退屈な時間はゆっくりに感じる。

 

39.パーキンソンの凡俗法則

意味)些細なものごとに対して、不釣り合いなほど重点を置くこと。

例)部の方針については議論が進まないが、来週の掃除当番については議論が長引く。

 

40.ツァイガルニク効果 

意味)達成できた事柄よりも、達成できなかった事柄を覚えていること。

例)仕事の目標を達成できた月よりも、達成ができなかった月ばかり覚えている。

 

41.イケア効果 

意味)部分的にでも自分で作った物を不当に高く評価する

例)久しぶりに夕食のおかずを作ったら、いつも買ってくるスーパーのおかずより美味しいと感じる。

 

42.ベンジャミン・フランクリン効果

意味)自分の行動によって相手に自分の評価をあげる効果

例)嫌いな相手に「本を貸して」と頼まれて貸すと「本を貸してあげたんだから、自分は相手を嫌いではないのでは?」と思う。

 

43.傍観者効果

自分以外に傍観者がいる時に率先して行動を起こさなくなること。

例)人が倒れているけど、きっとだれかが助けるだろう。

 

44.被暗示性

意味)他人から提案されたことを自分の記憶と勘違いしてしまうこと。

例)「お前がやったんだろ?」と強く詰められると、そんな気がしてきた。

 

45.虚偽記憶

意味)実際には起っていないはずの出来事を記憶していること。

例)朝出かける前に洗濯機を回したと思ったが、帰宅したら回っていなかった。

 

46.クリプトムネジア

意味)人から聞いた話や過去に本で読んだ話を、自分で経験したように思い込む現象

例)自分が作ったオリジナル曲が、他人から○○に似ていると指摘を受けた。

 

47.クラスター錯覚

意味)偶然発生したことを、意味のあるものだと間違って解釈してしまうこと。

例)自分が載った1本後の電車で事故が起きた時「普段の行いが良いから巻き込まれなかった」と思う。

 

48.悲観バイアス

意味)悪い結果が起こる確率を高く見積もりすぎること。

例)脱サラしようと思ったが、上手くいかない想像ばかりして一歩踏み出せない。

 

49.楽観バイアス

意味)物事を自身にとって都合よく解釈してしまうこと

例)運転者の9割が自分の運転能力が平均以上だと考えている

 

50.バイアスの盲目

意味)自分の判断は他人よりもバイアスの影響を受けていないと思っていること

例)私は認知バイアスを十分勉強したから、誰にもだまされたりしない。

上記のような判断で事実を捉えているわけですが、

そのものを自分なりのものの見方で変化させて事実と認識しているんですね。

これが、体の動きにもあるのです。自分なりの動かし方・・・まずは、それを知ることから始め、それを否定するわけでなく、もしそれが原因で何か不都合が出ていきているのであれば、変える選択肢もあるということです。

感情と動きは似ている気がします。

素直は心を持つこと・・・事実をなるべく事実のまま・・・・

難しいかもしれませんが、それが新しいことを知れる方法なのかもしれません。

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