運動指導
代表の菊田です。
私が、大学時代にスポーツクラブに内定をもらった時から、すぐにバイトを始め、
ずっと運動指導に携わってきました。
もともと、教師を目指していたこともあり、
「教える」という仕事には、とても興味がありました。
バイト時代は、エアロ、またトレーニングの指導。そして、新入社員時には、
水泳、そして幼児運動教室、スキー指導、またエアロだけでなく、ジムでのトレーニングなど、いろんな運動指導をしてきました。
フリーになってからは、
エアロの指導中心でしたが、
企業様での運動指導、セミナー、健康診断時の運動指導、
スポーツクラブでの契約インストラクター向けのWS,セミナー、
また、10年前より大学での非常勤講師など、指導に関していろんなことに携わってきました。
運動指導には、自分なりの考え方もあります。今でもそうです。
が、ピラティス指導はその中でも、詳細なところまで指導することが必要で、なお私にとって興味深いものでもあります。
最も体の動きの基本的なところであり、
センスと言ってもいいとところをお伝えしていると思っています。
運動は、もっと自由で楽しいものだと思っていたので、ピラティスには、そのヒントがあったんだと出会った時は、本当に感動しました。
運動というと
頑張る、もっと限界を超えて動くという、
筋肉を肥大するようなトレーニングが主流ですが、
その以外にも機能的に体を動かすためのトレーニングがあります。
例えば、怪我でその部分を動かさない日々が続くと筋肉が固まり動かなくなったりするのを避けるために動かしたりしますよね。
結局、私たちは、動かしてなんぼなんですよね。
その動かすということが同じ動きで同じ筋肉ばかりであったり、動かさない場所が出てくることもあるわけです。
運動指導者として、私は、上手に上手くできるように指導すべきと思っていましたが、
満遍なく全てにおいて機能的に動かすことが大事だと思っています。
そのためには、
私たちインストラクターは体の知識(仕組み)と動きについての知識が必要であり、
決してうまくかっこよくではないし、わかりやすくというより、どうしてそうなるのかという合理的な説明が必要なのかなと最近思っています。
教えるという仕事は、大変な仕事でなく、どちらかというと
教える側に利点が多い仕事で、それに甘えてはいけないなと思うこの頃です。
お客様を変えるのは、私たちはなく、あくまでもご自身。そのお手伝いをさせていただいているのだと。そう考えるとありがたい仕事でもあり、本当にこの今の仕事をさせていただいていることに感謝しています。