ピラティスの流行
スタジオピラティスリムーブは、10周年を迎えます。
10年、スタジオを経営しているのですが、やはり最近のピラティスの認知度はかなり上がったなと感じております。
グループのリフォーマークラスなどのスタジオが増え、また個人のスタジオも増えています。
それには、マシンの購入が簡単になったこと、また価格が安くなったこともあるのではないでしょうか。また、指導者はいかがでしょうか。いろんな養成コースがあり、大きな資格団体はもちろん、小さな団体の資格やうちのような個人での養成が増えています。
ピラティスの指導者の学びとは、いろんなパターンがあります。
まず、ピラティスとは概念であり、そのエクササイズだけを指すものではありません。
なので、マシンを使ったもの、自重を使ったマットエクササイズ、そしてまた以外の小さな道具を使ったもの多種多様にわたった装置や道具を使ったまたは体(自重のエクササイズがあります。
なので、誤解も多いのかなと思います。
マットエクササイズだけをピラティスだと思っていたり、リフォーマーのエクササイズをピラティスだと思っているという様なことです。が、ピラティスは本当にいろんな世界があり、
マット、リフォーマー、キャデラック、
ラダーバレル、スパインコレクターなどなど・・・・
マシンだけでなく中型のイクイップメント、小型のもの、またクラシカルやモダン、
そして、それぞれの団体、またマスターティーチャーによって、いろんな考え方やエクササイズの形があり、全てを知ろうとすると何百年もかかりそうです。
なので、この流行は一部が表に出ていると言ってもいいのかもしれません。
が、認知度が上がることは、ピラティスにとってとても良いことであり、
まず、そこが大事なことであるからこそ、望ましい形の今に感謝しかありません。
ただ、今私が言えることは、
いろんなピラティスの中で何を選んだのか・・・何を大切に学んでいきたいのか・・・・
それを決めて、まっすぐに進むしかないと思っています。そして、それを真っ直ぐにお伝えしていくことです。
流行したことでメリットもありますが、もちろんデメリットもある。
それが、知識を持った指導経験の深いインストラクターが少ないことだと思います。
流行するからこそ、先生になりたい人も増え、そのための教育事業も増えて、マシンメーカーも増える。が、ニーズがあってからのものだと全てのことが追いついていかないのではないかと思います。
もちろん、知識の高い人は多いし、いろんな面で体に詳しい人は多いので、私がそんなことを言うことはないのかもしれませんが、ピラティスに対しての見解を深いかどうか。
一つ一つのエクササイズに対して、それなりの考えを持ち、本質を理解できているインストラクターであるのかどうか。。。が問題になってくるのだと思います
私のまだまだの指導者ではあるので、学びは必要です。が、
今後、後進の育成にも力を入れ、自分の今までの経験を活かしたお客様へのピラティスを伝えていけたらと思います