なぜスタジオを拡張するのか・・・・

10周年の今年・・・実は、昨年からやろうと思っていたことがいくつかありまして、なんとなくの構想は頭にありました。
「ずっと歩み続けていくためのスタジオ自体の改革をしたい」
「お客様が心地よくピラティスができる環境を作りたい」
「オンライン事業を人の役に立てるように発展させていきたい」
「10周年パーティーをしたい」
など・・・・
10年前の時と違うのは、
必ず実現するという前提で、計画書を作るのはやめて、
無理くりではなく捻りこむ感じではなく、自然にそうなっていくようにしていきたいと思っていました。
それは、57歳の今だからのやり方があって、無理をしてやることは違うと思ったからです。
今しかできないことまたすべきことは、今の自分でしっかりやっていれば、自然にできるとようになっていくと思ったからです。
57歳の今は、10年後が大事なのではなく、1年または3年後の自分が見えていた方がいいと思ったのです。
そう思っていたら、あれよあれよと、またスタジオ拡張への道がどんどんつながってきました。

4月に行ったアメリカとバンクーバー。二人のメンターに会ってなんか、自分の中で固まっていくものがありました。LAのジリアンのスタイルが詰まった指導とスタジオ、バンクーバーの先生のクラシカルへの想い。そして、お客様がたくさんのスタジオ。
バンクーバーのRisaに新しいマシンを買うことに迷っていることがあり、聞いてみました。
クラシカルマシンのメーカーで老舗であり、もっとも権威あるとされているGRATZというメーカーがありそのメーカーにこだわるべきかそうでないのかに迷っていました。
するとRisaは、「マシンの問題ではなく、あなたの知識と技術だ。」「別にマシンを買わなくてもいいくらい」だと言われた時から、何か凝り固まっていたのが外れた気がしました。
みんながこういうからこうすべきだとか、ではなく自分の考えで進んでいけばいいと言われているとような気がしました。

特にピラティスは、多様な考えかた(捉え方)ができ、正解はなく自分の中にだけ正解があるのだと思います。
そんな時、ごちゃごちゃしているところでは、自分の考えを整理できないし、頭の中をスッキリさすようにモダンとクラシカルに分けてみたらどうかなと、すると、もっとお客様にシンプルにスッキリとしたスタジオで体に向き合ってもらえるかもしれない・・と考えました。
なんか、やる気になって、今に至ります。
自分の中の声に耳を傾けるには、余裕を持てることが大事です。そのためには、今の世の中少しだけ努力が必要なのではないでしょうか。
私にも言えることだけど、そこに価値があるのであり、だからこそ、そこにお金をかけていくべきだとも最近思えます。
今回のスタジオ拡張には、実は経済的なチャレンジもあります。が、そのリスクよりも自分のやりたい気持ちが勝ったわけであり、
ゆったりとした余裕のある空間と、整理されたマシンをお楽しみいただければと思います。
また、このように分けることにより、今は予定はないけど、世界からのマスターティーチャーをお呼びして、ここでセッションいただけることも夢でもあります。
ぜひ、その夢を実現するべく、自分に投資してみたいと思います。
今までお客様から頂戴した大切な資金で今回夢のスタジオを実現します。
皆様、今後ともよろしくお願いいたします。
