今日から養成スクールマシン1が始まります
今日から、リフォーマーベーシックのマシン1が始まります。
当スタジオの養成スクールは、小人数で行い、段階的にピラティスを学んでいきます。
なので、学ぶ中の一部ではありますが、ベーシックは、最も大事なところでもあります。
その人のその後の仕事内容に合わせてお伝えしていきます。
が、一つお願いすることがあります。
普段お客様に指導する際には、効果を出すことが重要です。何かの変化を感じていただくことが大事です。
が、養成コースでは、指導する・・・ということがまずあります。他人にピラティスを伝えていくということが大前提です。
が、自分の中の変化はなくても伝えることが可能でもあるため、そこの部分との兼ね合いが重要だと思っています。
が、私の考え方としては、(他の人の意見もあるので、これが正解ではないが)自分の変化やピラティスをすることで得た自分なりの感覚が最も重要な指導になるのではと考えています。
実際、上手い言い回しができて、お客様にわかりやすい!と言っていただいても、それでも体レベルでなかなか理解できないことも多いものです。その時に頼りになるのは、自分の感覚。
もちろん、人によって違うのですが、自分が経験したことは、何よりも納得感につながると感じています。
なので、養成スクールでお伝えしたことをどれだけ、ご自身で練習していくのか・・・が大事で、
なので、終わった後の過ごし方だと思います。
もちろん、ストイックに毎日・・・とは言いません。できる限りでいいのです。指導者として、言葉に出すであろうことは、実際に経験していくことは言うまでもないかもしれませんが、なかなか指導者としては、できないことではないかと思います。
忙しい毎日、、、お金もかかることもあります。それに自分のことは、後回しにしがちです。
が、練習は自分の自信につながります。
指導していく上で、自信がないと思い、すぐに「資格」を取りに行ったり、WSに行ったりしがちですが、その数時間だけのことです。
それよりも、自分の変化を感じるために、ご自身のお客様に望んでいることを自分から取り組むことは悪いことではないのでしょうか。
ある名のある日本のインストラクターさんが私にこんなことを言ってたのを思い出します。
「私は、ただピラティスレッスンを受けるだけでは嫌なの。何か必ず手に入れて帰りたい。」と
この言葉を聞いた時にハッとさせられました。
この考え方も正しいとは思います。が、私の考えとは違うと感じます。
もちろん、仕事でピラティスを伝えているからこそ、何か得るものがあることは大事でしょう。支払っただけのものを手に入れることは間違いではない。でも、手に入れるには、与えてもらうだけのものではなく、自分の努力もある程度必要で、また仕事にするならお客様、それに対する与えるべき人が目の前にいるわけで、手に入れたものをお金を通して渡すなら、あなたでなくてもいい・・・・じゃないですか?お金を払うなら、この人しか持ってないであろうことにお金を払いたいものです。が、もし、それでないなら、それは、どこでもいいと言うことになり、ビジネスが成り立たないのではないかなと思います。
他人との関係性の中で自分を見つけていくものではあるので、そう思うと良い言葉を聞けて、自分の考えが明確化したなと思います。
私は、自分がピラティスに取り組み、一人の先生から深く学び、その方の考え方も自分の中に取り込んで、自分のピラティスへの考え方を作っていくことです。それをお客様に自然に伝えていきたい。