大学での授業もあと少し
今年で、12年目の大学での授業・・・
興味のない学生にエアロビクスの指導を教えるという結構過酷な授業です。(笑)
が、この授業は、いろいろ悩みを持ちながらの楽しいものであり、いつもその年どしによって変わる学生との出会いが楽しい授業です。
大学の授業を受け持ってから、私の意識がいろいろ変わりました。
授業に対する準備が多いこと・・・(学校の先生方は、皆さんそうかと。常に体系化されたもので、計画によって進められていきます)そして、教える側と教わる側がはっきりしていること。
私がそれまでしていて、スポーツクラブでの指導は、一見するとそれに分かれているようですが、
お金をいただき、サービスであるという側面も持つため、お客様の意向が全てであり、お客様のニーズが大事なポイントです。が、大学では、学生のニーズというよりは、学生に対して何を学んでもらうのかなので、ちょっと面持ちが違うと感じます。
指導する・・・・ということにいろんなことを考える大学の授業になります。
学生は、先生〜と呼んでくれいるけど、10代だからこその厳しさも持っているし、そしてそれにどう対処していくかということもあります。
以前研修を担当していたこともある時に、違いを大きく感じていました。(研修では学生と同じくらいの年で、また職場に言われて研修を受けているところが似ているかなと)
その違いは、目的です。
大学では、知識を身につけ、単位をとる。でも、研修では今習っていることでお客様に喜んでもらわなくてはなりません。自分の役目がはっきりしているのです。
そう考えると大学生は、明確ですが、研修ではその役割をどこに持ってくるのかで、全く心持が変わります。
あなたは、ピラティスをなんのためにしますか?
そのWSをまた、研修をなんのために受けていますか?
特にピラティスは、マインドセットの部分であり、テクニックに逃げてしまうとただのエクササイズになってしまいます。
OSを変化させないと、そのアプリも入れることができない場合があります。
学生には、楽しい授業にしたいとは思っています。
その楽しいというのは、楽ということではなく、楽しめる授業。
それは、実際に普段のレッスンでも同じで、能動的に動くことが楽しいに繋がります。
受動的になっている楽しむことができません。少しの勇気と少しのやる気がその楽しさを作ります。
ぜひ、運動をやると楽しいという因果関係の概念を持ってもらいたいです。