当たり前のことを考えてみる
普段、生活していて、特別なことを考えてしまいがちですが、今ある自分に目を向けてみるのも一つかと思います。「当たり前だ」と思うことは、大事だからこそ、当たり前なんですが、それが無くなってしまってすごく困った時にそのことに気がつきます。
また、その当たり前のことに気づくと、ちょっと幸せな気持ちになります。
自分の中にあるものに目を向ける。。。。足りないものでなく、あるものに目を向けるということですね。
例えば、体のことでしたら、まず呼吸に目を向けてみる。
呼吸って当たり前です。なので、誰でも生きている限りはとても上手なんですね。が、その質を上げたらどうでしょうか。質をあげれば、きっと生きていくことに輝きを増す気がしませんか?
いつも、食事をしている時に思うのですが、
なんでもいいから口に入れる、栄養のために、食べるってなんだか味気なくないですか?栄養のためには、とても合理的で最短距離ですが、本当にそれで私たちは、幸せなんでしょうか。
皿に綺麗に盛り、テーブルに花を飾り、そして、きれいにカトラリーを揃え、大好きな人ときれいな服をきて、音楽をかけて食べる。心の中まで栄養が行き渡るようです。
確かに花なんて、別に栄養にならないし、一人で食べた方が時間を合わせたりしないで済むので、簡単でしょう。でも、私たち人間は、そこに心の豊かさが増していくものがあります。それが、文化なんでしょうか。人たる所以なんでしょうか。
もちろん、心ばかりではなく、実際に栄養のあるものも必要ですが、なんでもいいからお腹が空いたから食べる!という行為は、人だとあまり結果的には、健康につながらないような気がします。
動きも同じで、心豊かに動いていくのであれば、まず、動きやすい体作りも必要ですし、そして楽しく動くということもそれに当たります。
ぜひ、そのため体つくりに取り組んでみていただけるといいなと個人的に思っています。
正しくピラティスは、そこなんですよね。
食事のテーブルを作るのに、似ている気がしています。
食事を楽しむためのテーブルを作る・・・・・体を動かすときに楽しめる環境作りがピラティスである。またその過程も楽しい・・・
ピラティスは新たな考え方の気づきにもなり、人生を豊かにしてくれるものでもあります。