ピラティスすると
10回やると違いがわかり、
20回やると見た目が変わり
30回で新しい自分になれる
という言葉を聞いたことがありますか?
この言葉は実際に創始者のジョセフピラティスが言った言葉と言われていますが、文献には見当たらないものです。それは、ピラティスを「ビジネス的に」わかりやすく宣伝用にしたものの中でとても理解しやすくなっているからです。
ピラティス氏は、今のような市場にピラティスを発展させてことは知りません。その当時は、アメリカンドリームを夢見ていたでしょうが、実際には、ピラティスの弟子たちの恩恵も大きいと思います。いろんな宣伝でピラティスをその時代に合わせて表してきたのではないでしょうか。
ピラティスメソッドは、一般の考え方と逆をいくことがあります。
たくさんではなくて少し、スピードアップではなくスローダウン、
コントロールするというのは、自分の思い通りに動かすことではなく、私のイメージでは、1ミリ単位の制御ができることだと思っています。
心拍数を上げていく運動が多い中、心拍数は上げず、呼吸数も上げません。
だからこそ、落ち着いて、自分の体に意識を向けて取り組めるのです。
また、体の動かし方には、まず能力というものがあると思うのですが、
ピラティスは独自の考え方があり、そのメソッドはすぐにできるものではないと思います。
独特の使い方があるのです。一見みた通りにやってみたとしても、何か違う・・・・と感じるのはそのためです。
今ある自分に目を向ける必要があります。
ただ、そうなると経験が必要になり、
ピラティスは、何回もやること・・・継続することが、その理解を深め、効果を出す一つ方法だと思います。
ピラティスは、独特の考え方・・・・それを手に入れると生きるのが楽になります。
(一般的な考え方の逆をいくからです)
なんでも捉え方であります。この世界を自分の色眼鏡で見ているもの。その眼鏡をちょっと付け替えるだけでも、目の前に広がるものは変わるのです。
そんなピラティス・・・・・
やってみませんか?
自分の色眼鏡のままでピラティスをすると
全然面白くありませんよ。全く知らないものを見るときのワクワク感で素直に色眼鏡を変えて、
楽しんでください。