ピラティス〜道
最近、パーソナルスタジオでも「ピラティス」を導入し、お客様に提供しているところがありますね。どんどんピラティスの輪が広がり、ピラティスの認知が上がってきていることに本当にうれしく思います。
ピラティスってそもそも、体の動かし方の考え方であり、概念であると思っています。その方法は、呼吸に目を向け、体をコントロールしていくことです。
ただ、そのエクササイズをするというとこでなく、体全体を使い、呼吸とともに動き、細かなディテールがあります。
リズム、また強弱・・・力の入れ配分とバランス
一般的な運動は、「動く」ことに大事を置きますが、ピラティスは、「動く」と「安定性」のバランスをチャレンジします。
きっと、こういうことは、感性でもあり、能力的なことだと言われていたのだと思うんですが、
それが、自分のコントロールのもとにしていくのが、ピラティスメソッドなのです。
なので、その人の動きに対する考え方のタイミングや合う合わないということもあると思います
なので、正直、全ての人に万能的な運動だとも思いません。が、必要な人がいて、その人には、必要なものであるに違いありません。
安定性・・・・特に動的安定性に関しては、その姿勢にも関わり合いが深く、
自分の体を変えていくのにも、大変役にたつでしょう。
ただ、わかりにくい・・・・「うまくできた!」「力が入った」と自分で思っていたとしても、その動きが不安定なものであれば、違うわけで、主観的な自分の中の評価が問題ではなく、客観的な動きの安定性に評価が出てくるものなのです。なので、自分の中で安定性についての定義が持てないとなかなか「あってる?間違っているのではないか?」というイメージが付き纏います。
そういう意味では、マシンはスプリングのフィードバックがあるので、自分の動きの評価が明確です。基本のゼロを決める。それは、自分の中に決め、必ずそこに戻る。または、それを崩さずに行う。
本能的でもあり、理性的でもある。
ピラティスは、ダンスのように捉えると、形だけになるが、
持って生まれた運動機能の優れたということがピラティスの動きに関わり合いが深いというよりも、その人の考え方がその動きに影響を与えるものです。
見た目に囚われない・・・・・だからこそ、見た目に変化が生まれる
ピラティスってすごいんですよ。
過去、創始者はジョセフピラティスというドイツ人でした。でもその一人の情熱的な若者から弟子が生まれ、そのジョーの考え方にまた「発展」が生まれ、いろんな捉え方ができることに気がついた。それが、今のピラティスです。
もちろん、伝統的な源流が何であったかを知っていることはとても学びになることだと思うけど、
そこから人は誰もが違う個性を持ったもの。そこから考え方を発展させていくことは、本当に素敵なことだと思います。ピラティスは、言語ににているとも思っていて、いろんな考え方・文化から言語は、変化があります。でも、それらお互いを責めることもなく、ただ、あるのねって思うだけですよね。英語も日本語も、フランス語も。それぞれに自国語に誇りを持っているし、
また、それらを学ぶのも学ばないのも自由。
でも、英語は、世界で使っている人が7割だっけ、それなら知っている方がいいよね。でも、勉強しない人もいて、勉強してもなかなか身につかない人もいる。どれも、責めることではない。
英語もなんでも最初があります。英語を少し勉強したからといって全てを知ることはできません。
ただ、単語だけ知れば、読み方をしればいい。と思うひともいるかもしれません。
みんながネイティブになることは難しいでしょう。
でもそこに努力する人もいます。それを責めるのも違う。
今の日本の状態は、ピラティスがただ、溢れている・・・
そこからどう精査されていくのか。それは、お客様が決めることなのかもしれません。
ピラティスはどんなものにでも変化するものだから、きっと、どんなものを望んでいくのかで変化していくもの。
何を目指すのかは、明確で、お客様に楽しんでもらうこと。
ピラティスの本質をいつも心におき、ジョーの情熱を持って、お客様にもピラティスの魅力を伝えていきたいと思います。
もしかしたら、ジョーは、迷惑がっているのかもしれません。が、自分の感じた感動をお伝えしたいだけ。
それが違うと言われれば、それまでのこと