時間差熱中症にご注意を・・・・・
だんだん熱くなってきましたね
運動をするうえで、熱中症が心配になってきました。
新型コロナ感染予防のため、マスク着用が叫ばれ、
皆さんもマスクをしながらの運動をされる方も多いと思いますが、十分にお気を付けください。
有酸素運動の効果はマスクでは期待できないのではないか
これは、私の見解ですが、運動には、呼吸が重要なポイントになります。
ピラティス・ヨガの呼吸は、自律神経を整えたり、胸郭を動かすために行われるものです。
なので、室温を調整し、水分を取りながら、不快感ない状態ならば、問題ないかと思われますが、
有酸素運動・・・
心拍数をあげ、循環器系やダイエットのために行うもの(ジョギングやしっかり歩くウォーキングなど)になると、酸素を取り入れる必要があります。
そのために、体温も呼吸数も上がるわけですが、
それがマスクをしてだと酸素を十分に取り入れることがマスクによって阻害され、
通常の期待の有酸素運動効果が表れないのではないかと
私の見解では感じております。(あくまでも私の見解と感覚で、あり、実際にエビデンスに
基づいた意見ではございません)
熱中症のリスク
あと、熱中症の危険性も上がります。
特に、
高齢者・持久力のない方・暑さに慣れていない方、
また、
疲れがたまっている、睡眠不足、風邪気味などの方はさらにそのリスクが高まります。
私も今、外部での指導スポーツクラブ様などで、エアロ指導も始まりましたが、
以前のレッスンとは全く違うものととらえることが必要になると思います。
呼気が上がることによっての感染の危険性や
また心拍数をあげることにより、体温の上昇によっての熱中症を避けること
もちろん、体感覚としても、マスク着用によっての不快感など
これからを考えると、
今のレッスンは、
レジャーや
レクレーションの一つとレッスンをとらえていただきたいと
お話をしています。
残念なのですが、今は、仕方がないですね。
あと、もう一つ、懸念していることがあります。
それは、時間差熱中症です
時間差熱中症
実は、以前にお客様の中にこの症状になり、
夜に救急車で運ばれたというお話を聞いておりました。
私自身も似たようなことが一度ありまして、怖いものだなと感じております。
熱中症というと、
暑い日に運動をして、汗をたくさんかいてその場で倒れるというイメージがありますが、
大量に汗をかくことで体液のバランスが崩れて体調に不調を起こしている状態なので、汗をかいた後や、汗が出なくなった後でも症状が現れます。
レッスンに出て、その後も別に何もなかったけれど、夜になって激しい頭痛を感じる場合も
あるそうです。
対策としては、やはり水分補給と運動は無理をしないこと。
体調の悪い時は、思い切ってお休みをしてください。
マスクは、
口の周りに熱がこもり、体温調整機能がうまく働かなくなることも考えられます。
先ほどもありましたが、感染症予防もあるからこそ
呼気の上がる運動は、できる限り避けるのが賢明かもしれません。
ヨガやピラティスは、無理せず、水分補給をしながら行ってくださいね。
ちなみに当スタジオでは、感染予防の消毒・換気、そして、ソーシャルディスタンスを徹底しておりますので安心してエクササイズしていただけます。
トレーナーが付いておりますので、無理がないかいつもチェックしながら
水分補給もお声をかけさせていただいております。
ぜひ、過信せずに、まずは、安全性に注意しつつ、
そこから適度な無理のない運動をしてくださいね。