骨盤底筋について
骨盤底筋ってなに?
お客様の中でこの質問をされる方が多くなってきました。
出産を経験された方だけでなく、
近では、20代の方々も興味があるようです。
そもそも、人が人が立って生活をおくるようになり、
骨盤という大きな桶のような骨で内臓を受け止めるようになりました。
ところが、桶といっても、
その底は頑丈な板ではなくて、弾力のある筋肉で作られています。
これが「骨盤底」という部分で、
ここを構成する筋肉を「骨盤底筋(群)」と呼びます
そう思うと、体幹の一番下で支えてくれていて、
それがバランスよく働いてこそ、コアの安定ともいえるのです。
骨盤底筋と腹横筋は密接な関係性があるので、
骨盤底筋の収縮を促せば、腹横筋の収縮を促すことができます。
そしてそれらが安定よく働くことで脊柱の安定性も増します。
ジョセフ・ピラティスのメソッドの中では、
特にこの部分に対して強調されていないのですが、
安定性という目的で、
ピラティスの流派の中には骨盤底筋のアプローチをとっているものも多いので、
ピラティス=骨盤底筋のイメージもあるのかもしれません。
骨盤底筋だけ・・・というのもいいかもしれませんが、
ピラティスエクササイズの中では、単体ではなく、
運動連鎖の中で使われて、つながっていく事で、
新しい感覚が生まれる。そして、
そちらの方が自然に近い使い方かもしれません。
ピラティスは「体全体をバランスよく使う」・・・
ホールボディ!! Whole body!!
からだをその時に応じて、必要な場所を必要な分だけ、
合理的に使っていきます。
そういう意味では、この図を参考にしてもらうのもいいですね。
やはり、呼吸。呼吸をうまく使い、
骨盤底筋の収縮を促しながら、エクササイズの中で、体全体の一部として使っていく。
その力の入れ方は、その動きに応じて・・・・
私たちの体はもともと完璧。
完璧だけど、使った年月・使い方・考え方で変化が起きる。
自分の体の可能性を信じて・・・・もっと、楽しみませんか?
自分を信じて・・・
可能性が無限大・・・
誰かと比べるのでなく、自分のなりたい自分へ・・・・