ピラティスは、わかりにくい?
ピラティスは、呼吸とともに動き、内側を意識し、効果を出せるエクササイズです。良いところはたくさんあり、どなたにもお勧めしたいものです。が、一つ、デメリットがあり、それは、
「わかりにくい」ということです。私も実際そうだったし、お客様からもそんな声を聞きます。
まず、ピラティスは、運動であることは間違いありません。(ここにも賛否両論があって、リハビリだという人もいるかもしれませんが。これは、あくまでも私の考えです)
運動方法の一つではあります。
体を動かす方法を学ぶとき、まず、自分を知ること、そして、それを感じていくことも重要です。
なので、それを望んでいないのならば、よく分からない・・・というのは実情だと思います。
体を動かせば、汗が出て、筋肉が疲労し、また呼吸が荒くなる。それが、運動だと思っていると大きな違いがあるでしょう。
ピラティスは、それらはありません。
呼吸はゆっくり、そして、体全体を使っていくのです。
運動は、重いものを持ち上げたり、心拍数を上げるのではなく、
体全身を使い、そしてスタビリティに意識を置きながら動くので、どちらかというとバランス力のチャレンジが多い運動です。
不安定な場所で、それをなるべく安定して動かす。
バランス。逆の力をうまく使い、身体中を使う
それが、ピラティスではないでしょうか。
なので、そんな運動をしたことがない場合には、まず、運動ってこんなものだっけ?という
疑問ばっかりが残ります。
まずは、自分の力の入れる方向に目を向けてみませんか?
え?方向??って思いません。
私たち、きっとその逆の方向の力を使っていることもよくわかるはずです。そうでないと、真っ直ぐにいられないからです。
真っ直ぐ立っているのは、前と後ろの二つの方向の力が引き合うことでできる状況なのです。
それを、体レベルで理解できた時・・・・・だんだん理解することができるはず。
なので、少しだけ、最低3回は私たちに時間をください。
内側から伸びる力、立つときに踏んでいる力を感じられたら、きっとピラティスの魅力にハマるはず。最初で、出会うピラティスを多めにみてあげてください。