ピラティスマシンのご紹介
リフォーマー
Reformer
リフォーマー、またはユニバーサルリフォーマーというマシンです。最近では、グループエクササイズのスタジオでもたくさんできていますね。
当スタジオではクラシカルマシン(LAGCY PILATES社)のものとコンテンポラリーなリフォーマー(Merrithew社)二種類を揃えており、計5台スタジオに設置しております。
沢山のエクササイズをすることが出来ますが、ここでは一例をご紹介します。
仰向きに寝て、バーに足を置き、膝の曲げ伸ばしをします。
すると、スプリングの伸び縮みでベッド(キャリッジ)が可動します。ちょうどスクワットのような動きになります。
スクワットと違い重力のかかり方が違いますので、膝や腰に大きな負担がかかることなく、足全体を強化できます。また、その上負荷を調整することが出来ます。
そして、体幹がベッドの上で安定し、距離が決っている中で動くので、骨盤の矯正につながり、足全体また、同時に体全体のつながりの中での正しい動きを促すことができます。
偏りのない足の筋肉の使い方を学べ、またまっすぐな足を常に意識し関節を可動域内で使うことができるので、膝が痛い方、外反母趾の方、足が綺麗になりたい・・という方にお勧めのエクササイズです。
キャデラック
Cadillac
キャデラックは、「夢の車」の象徴だったため、創始者のジョセフ・ピラティス氏は、なんでもできる夢のようなマシンとしてその名前をつけました。
当スタジオには、クラシカルタイプ(LAGCY PILATES社)とコンテンポラリータイプ(INTO PILATES社Korea)の2種類があります。これらの違いは、スプリングの重さ、またプッシュスルーバーの位置、そしてレッグスプリングをつけるアタッチメントにスライダーが付いていないなど少しの差異があります。
ごキャデラックを使ったエクササイズをご紹介します。マットでもあるエクササイズのティーザーです。
スプリングが補助となり、背骨一つずつの伸び感を意識し、腹筋だけではなく、からだを全身を使うことができるので、気持ちよくエクササイズすることができます。
身体の伸び感は、身体が引き締まった感覚を理解できます。収縮した感覚よりも、体を使うことが気持ちよいという感覚につながります。
このエクササイズでは、腹筋はチャレンジであると同時に、ストレッチも感じられる万能なエクササイズをすることができます。キャデラックは、夢の車・・万能という意味もあるように、安定した状態でマットにはない感覚を楽しめることができますよ。
チェア
Chair
コンテンポラリータイプのスタビリティチェア(Merrithew社)ともう一種類(JUNOPILATES社)2台とクラシカルタイプのブンダチェア(LAGCYPILATES社とGRATZ社)4台のチェアがあります。
コンテンポラリータイプには、ハンドルがついており、ハイチェアの使い方もできます。またブンダチェアはひっくり返すと本当に椅子として座ることもでき、装飾物がついていることもあり、家具がそのままエクササイズマシンになったマシンです。創始者のピラティス氏は、身近なものでマシンを作ってきたところにピラティスの魅力を感じます。
ご紹介するエクササイズは、チェアーという名前のごとく、イスのようになっていて、その座面の前側に座って骨盤を立てた状態を維持しながら、足でペダルを押すエクササイズです。
ペダルには、スプリングがついています。スプリング特有の不安定な負荷がかかってきます。
踏みすぎたり、逆にあまり踏まないと骨盤を立てることが難しくなります。また、股関節をしっかり動かすには、股関節から伸ばす曲げるというような動作が必要ですが、普段の生活の中では曖昧になっているものです。その動きをもう一度見つめなおすことで股関節の動きに変化が見られ、より筋肉が動いていきます。
動きはシンプルですが、体幹の安定感がよりチャンレンジとなり、より普段の生活に近い姿勢でのエクササイズなので、自分の姿勢の癖に気が付くことができます。
写真では、手をあげているのですが、手の位置によっても体幹の安定する感覚も変わってきて、とても面白いエクササイズです。
がすぐに誰でもというよりも、ピラティスの基礎の体幹の安定性を学んでいただいてから行っていただくとより効果的なエクササイズになります。。
ラダーバレル
Ladder Barrel
丸い樽を半分に切ったような形状のものに、はしごがついていて、上に座ると床よりも高い位置でエクササイズができるようになっています。当スタジオには、クラシカルタイプ(LAGCY PILATES社)とコンテンポラリータイプ(INTOPILATES社)の2台があります。
ご紹介するエクササイズは、「サイドベンド」と言って、横にカラダをしならせる動きになります。足をはしごにかけ、盤のサイドの部分をバレルにあてて、バランスを取りながら、わき腹を縮めて体を側方に丸めます。
縦の伸びが維持できないと、丸めるときにねじれを起こしたりするので、自分では、わかりにくいエクササイズです。
からだ全体を使う感覚がよくわかるエクササイズです。
ギロチンタワー
GuillotineTower
名前が少し衝撃的な名前ですが、最も面白いマシンです。
写真のエクササイズはスプリングがついたバーを垂直に足で押し上げていくエクササイズです。深くおなかを使って体幹がしっかりしていないとかなり腰部に負担がかかるので、見るよりもインナーに意識が必要なものになります。
垂直のばねの負荷は、より、普段の生活に近いものでもあります。
足腰への強化や柔軟性をチャレンジするエクササイズが多いのが特徴です。
日本に数台しかないマシンでもあり、ピラティスを学んで体幹を使えるようになってから取り組むマシンになります。
ペディプル
Ped O Pull
Ped-O-Pull ペド・オ・プルまたは、ペディプルという言い方をするイクイップメントです。一本の長い棒にスプリングとハンドルがついています。とてもバランスの悪い形状のものですがだからこそ、立位での体幹の安定を必要とするエクササイズが多いのが特徴です。
Tの形になっているポールにスプリングがぶら下がっていて、それを下に引くエクササイズをご紹介しています。
スプリングを均等に引くためのパワーと体幹の安定感、身体全体のバランスがチャレンジとなるクササイズが多いマシンです。
ダンスをされている方など、立っている状態で体幹の軸が必要な方には、ピッタリのエクササイズが多く、姿勢が綺麗になります。
ご紹介しているエクササイズは、バランスのチャレンジになるエクササイズです。
手にストラップを持ち、それを補助に使いながら片方の足で立つのは、結構難しく、自分のバランスに気づきがあります。後ろのポールがグラグラするのを体幹でおし安定させることで、中央の軸に気づきます。がその軸がぶれていることも多く、面白いエクササイズになります。を学んで体幹を使えるようになってから取り組むマシンになります。
ウォールユニット
Wall Unit
2021年3月に新しくスタジオに来たコンテンポラリーマシン「ウォールユニット」です。2台ありますので、セミプライベートでもお使いいただけるマシンになります。
直接、壁に取り付けられていて、安定感がよりあるマシンになります。
ベッドの上でマットエクササイズもタワーの部分でキャデラックと同じ動きができます。が、キャデラックと違い、ベッドが低く安心感があり、初心者の方にも使っていただけます。ベッドがあることで体の基準にもなり、薄いマットの上でマットエクササイズを行うよりも、自分の体に気づきやすいです。
またコンテンポラリーになりますので、スプリングも扱いやすいものになっています。
お二人で楽しくレッスンを受けていただけるようにと設置いたしましたが、パーソナルでもお使いいただいております。
ご紹介しているエクササイズは、パンチーズと言って、パンチしている動作に似ているエクササイズです。見ているよりも、かなり脚やお腹の力を使い、手を前へと進めていきます。力は一箇所に込めるというよりも分散するイメージがわかりやすいエクササイズと言えるでしょう。
ハイチェア(エレクトリックチェア)
High Chair
2022年8月に当スタジオにやってきたマシンです。 クラシカルタイプで、創始者のピラティス氏の設計図をもとに作られるアメリカのメーカーのものです(GRTAZ社)。
上下に分かれるようになっており、 上を外すとブンダチェア(かき説明あり)にもなります。
後ろに背もたれがついているので、それを使い身体を安定させてエクササイズすることができます。 チェアの中でも安定感があり安心して使えるもので、名前も面白いピラティスマシンになります。 ご紹介しているエクササイズのようにハンドルを利用して、スプリングの下からの突き上げとともに体を上に持ち上げるエクササイズです。手だけでなく、足、そして体幹の安定性も体全てを使う(ホールボディ)感覚がわかりやすいエクササイズです。下から突き上がる感覚も理解しやすく、ハードではありますが、とても面白いエクササイズです。
アームチェア(ベイビーチェア)
Arm Chair
2022年8月にきたクラシカルマシンです。 (GRATZ社)
チェアの中でも面白い形のもので、まだ日本でも珍しいマシンとなります。
(珍しいというのは、養成コースを行っているところが少ないので、まだ普及していないマシンです。クラシカルピラティスで使うものなので、クラシカルを学んだ方は知っているかもしれません)
後ろの背もたれに可動があり、後ろからのスプリングを手で引いてエクササイズをしていきます。 脊柱の動きにアプローチでき、肩周りの安定性をはかりながら、いろんな動きができます。手でスプリングを引くので、手の力が必要かと思われますが、実は、体幹の安定性がとても重要であり、体幹が支えていないと、肩周りや手首を痛めてしまうかもしれないくらい重めのスプリングとなります。エクササイズとしては実際には、肩や手の動きに着目してしまいそうですが、それに伴う体幹や脚の安定性が大切で、ピラティスの基本部分が重要となります。見えない部分に目を向け、基本を大事にしていくと感じるところが変わり、それが体の変化を産んでいきます。
ご紹介指定いるエクササイズは、片手で弓矢を引くようにスプリングを横に引いていく動きになります。 先ほどもご紹介いたようにただ手を引くだけではなく、体幹の安定性と呼吸など身体の一体感がこのエクササイズを可能にしていきます。
スパインコレクター
Spine Corrector
スパインコレクターは、アーチ状のカーブが特徴の器具(イクイップメントと以後は呼びます)で、背骨のラインに沿って体を支えやすい形状です。多くは半円形の土台に柔らかいパッドが施されており、座る部分と背中を預けるカーブの部分があります。このデザインにより、体を無理なくサポートしながら、脊柱の動きを滑らかに誘導できます。
当スタジオでは、コンテンポラリータイプが2種類 3つ、クラシカルタイプ(LAGCY PILATES社)1つ、合計4つあります。
種類ごとそれぞれに形状が少し違うのはメーカー様によっていろんな考え方のもとに作っておられるからです。それらを選んで揃えています。
ご紹介したいエクササイズは、バックアーチアンドブリッジと言います。
ロールアップしてから足を遠くに向けて伸ばし、脊柱を伸展します。脊柱の柔軟性をあげ、胸を開き、伸び感を感じられるエクササイズです。
スパインコレクターのバレルの部分は、背骨の動きの物差しになり、その動きを教えてくれます。
姿勢からくる脊柱が動きにくい方や腹筋の使い方がわかりにくい方へピッタリのイクイップメント(道具、装置)です。
先ほどもご紹介したようにただ手を引くだけではなく、体幹の安定性と呼吸など身体の一体感がこのエクササイズを可能にしていきます。
ミニバレル
Mini Barrel
ミニバレルまたはアークバレル(コンテンポラリーでの呼び方)は、スパインコレクターと同様にアーチ状の形をしていますが、より小型でシンプルなデザインが特徴です。半円形またはやや平らなカーブを持ち、軽量で移動がしやすい構造になっています。主に背中や体側のストレッチ、体幹の強化に使われます。
このイクイップメントは床に置いて使い、背骨を支えたり、体幹部をしっかりとサポートするために最適な角度でアーチが設計されています。
そのアーチの角度はクラシカルタイプとコンテンポラリーで違いがあり、当スタジオでは、ミニバレルが1つ、アークバレル2つ、バランスドボディ社のベイビーアークが1つ
と4つあります。ご紹介していますエクササイズは、ローリングインアンドアウトといい、骨盤の傾斜なく回旋させてコアのチャレンジとなるエクササイズです。 バレルがあることで骨盤の位置が分かりやすく、腰椎を縮めることなく回旋を促すことができます。
トーコレクター
Toe Collector
トーコレクターは、足指の筋力や柔軟性を高め、足指の分離と動きのコントロールをサポートする器具です。足指の可動域を広げ、正しいアライメントを促すことで、足元から全身の安定性や姿勢改善に貢献します。
トーコレクターは、ジョセフピラティスは開発した器具で、日本ではまだ珍しいものですが、当スタジオではこれらを使うことも多く、その足からの全身への動きのつながりを理解いただくために、使っています。
エクサササイズは、写真のようにシンプルですが、足元は立つことにおいて最も重要な場所であり、その安定性のためにも要になるところでもあります。
フットコレクター
Foot Collector
フットコレクターは、足底筋や足指、足全体の筋力と柔軟性を高めるためのピラティス器具で、特に足のアライメントや安定性の改善に役立ちます。
両足の指や土踏まずを使って、バネの抵抗に逆らいながらエクササイズを行うことで、足元から体全体のバランスを整えます。クラシカルピラティスにおいて使う器具でもあり、当スタジオでは2台ご用意がございます。これも珍しいものと言えるでしょう。
足裏のアーチを作るためのものでもあり、足裏を刺激することで更なる体の安定性を
確実にしていくものでもあります。
足は、常に忘れてしまう場所でもありますが、創始者のピラティス氏はそこに注目していました。
マジックサークル
Magic Circle
ピラティスのエクササイズで使われるリング状の器具で、体幹や四肢の筋力を強化するために利用されます。
一般的には直径30〜40cmほどの柔軟なリングで、両側にパッド付きのハンドルがついています。マジックサークルを押したり引いたりすることで、適度な抵抗がかかり、腕、胸、脚、そしてコア(体幹)を効率的に鍛えることができます。
マジックサークルを使ったエクササイズは、筋肉に均等な負荷をかけ、正しいアライメントや姿勢を意識するのに役立ちます。
また、持ち運びが簡単なため、自宅やスタジオ、どこでも活用できる便利な器具です。
当スタジオでは、バランスボディ社のものが3つ、Merrthwe社のものが1つ、Tecno Pilates(イタリア)社の小さなサークルが2つあります。
アライメントを意識できるので、写真では、肩甲骨の動きでサークルを手に持って行っています。
特に肩甲骨の動きがわかりにくいという方には、おすすめのエクササイズになります。