開催の記録と感謝
2026年春、マスター・ピラティス・ティーチャー
Jillian Hessel(ジリアン・ヘッセル) を日本にお迎えし、出版記念パーティー、大阪・東京でのワークショップ、マットイベントレッスンを無事に開催することができました。
ご参加いただいた皆様、関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
このイベントがもたらしてくれたもの
今回の来日は、単なるワークショップではなく、ピラティスの歴史に触れ、本質に触れ、そして人と人がつながる時間となりました。
学ぶだけでなく、同じ空間で感じ、考え、共有することで、それぞれの中に新しい視点や気づきが生まれたのではないかと思います。

出版記念パーティー
ジリアンの著書『Pilates Basics』日本語版出版を記念し、開催されたパーティー。
堅苦しい形式はなく、自由に会話を楽しみながら過ごす時間の中で、ピラティスの話、身体の話、人生の話が自然と広がっていきました。
ジリアンご本人と直接言葉を交わし、サインを受け取り、その想いに触れることができた時間は、参加された皆様にとって、特別なひとときになったのではないでしょうか。
東京ワークショップ 2日間
Truly, Madly, Deeply
マットエクササイズをどのように指導するのか。
B.E.A.M.メソッドと姿勢分析を通して、安全かつ効果的に導くための視点を学びました。
初心に立ち返ると同時に、指導の本質に触れる時間となりました。
Reformer for Beginners
初心者指導において大切なことは何か。
伝え方、観察、修正。
そのすべてにおいて、「シンプルであること」と「本質を外さないこと」の重要性を改めて実感しました。
Cadillac Techniques
キャデラックという器具の奥深さ。
基礎から高度な動きまでを通して、その可能性と美しさを体験する時間となりました。
流れるような動きの中にある、クラシカルピラティスの本質が印象的でした。
マットイベントレッスン
『Pilates Basics』をベースに行われたマットクラス。
本の中の言葉が、実際の動きやキューイングとして目の前で展開されることで、理解が一気に深まる体験となりました。
「シンプルであることの難しさ」
「基本の奥深さ」
それを改めて感じる時間でした。
大阪ワークショップ

脊柱側湾症と非対称な身体のためのピラティス
身体の左右差や非対称性に対して、クラシカルピラティスをどのように適用するのか。
ジリアン自身の身体と経験に基づいた、非常にリアルで実践的な学びの時間となりました。
「一人ひとりの身体に向き合う」ということの意味を、改めて深く考えさせられる内容でした。

カローラ・トリエのレガシー
ジョセフ・ピラティスの直系であるカローラ・トリエの教え。
その歴史と背景、そして実際のエクササイズを通して、ピラティスがどのように受け継がれてきたのかを体感する時間となりました。
単なる動きではなく、そこにある“思想”に触れる貴重な機会でした。
ジリアン・ヘッセルという存在

ジリアンは、ジョセフ・ピラティスの直弟子であるエルダーたち(カローラトリエ、キャッシーグランド、ロンフレッチャー)から直接学び、その教えを現代に伝え続けている存在です。
彼女の言葉、動き、指導の一つひとつには、長い歴史と深い理解が宿っています。
それは単なる技術ではなく、身体へのまなざしであり、人への向き合い方でもあります。

受け継がれてきたピラティスの価値
今回の学びを通して、改めて感じたことがあります。
クラシカルピラティスとは何か。
それは単に「昔のやり方」ではなく、誰から、どのように受け継がれてきたかが明確であること。
創始者ジョセフ・ピラティスから、その弟子たちへ、そして今へとつながる流れ。
その“系譜”そのものが、クラシカルの価値なのだと思います。
ジリアン・ヘッセルは、ジョセフの直弟子であるエルダーたちから直接学び、さらに45年以上にわたる経験の中で、その理解を深め続けてきた指導者です。
彼女が伝えてくれるピラティスは、単なる再現ではありません。
本質を守りながら、今の身体に合わせて進化し続けているものです。
100年前と、今の私たちの身体は違う。
だからこそ必要なのは、「変えてはいけないもの」と「変えるべきもの」を見極める力。
ジリアンのピラティスには、その両方があります。
そして私は、今回強く感じました。
クラシカルの器具は、決して扱いやすいものではありません。
重いスプリング、不安定さ、繊細な感覚。
けれど、その“扱いにくさ”の中にこそ、ジョセフ・ピラティスの意図がある。
そしてその条件の中で動きがはまった瞬間、
「これか」
と、身体が理解する。
ごまかしが効かない。
だからこそ、本質に触れることができる。
正しく扱えば、身体を守り導く。
しかし間違えれば、すぐに身体に現れる。
それほどまでに正直で、それほどまでに深いメソッド。
だからこそ私は、このクラシカルピラティスを伝えていきたいと思います。
形ではなく、流派でもなく、“本質としてのピラティス”を。
最後に
今回の来日は、私自身にとっても大きな経験となりました。
不安や迷いの中でスタートし、多くの方に支えられながら、無事に終えることができました。
関西からこのような機会を発信できたこと、そして多くの方と共有できたことを、心から嬉しく思います。
ピラティスは、ただ身体を動かすものではなく、人生を豊かにするもの。
これからもその本質を、丁寧に、真摯に伝えていきたいと思います。
ご参加いただいたすべての皆様へ、心より感謝申し上げます。






GARRELY




























































